知るほどハマる!美食の穴場「狸小路市場」を食べ歩く(1)

札幌に出張!せっかくの夜、アナタはどこに出かけますか?オススメは知る人ぞ知る存在の「狸小路市場」。小さな市場の中に個性的な飲食店が集まる穴場です。魅惑的なスポットを3回に分けてじっくりご紹介。初回は北海道らしい食を満喫できる3軒へご案内します。
 
 

そもそも狸小路市場ってどこ?

札幌の中心部にある「狸小路商店街」。総延長約900mにも及ぶ、アーケード商店街です。「狸小路市場」はこの商店街の西側、狸小路6丁目の南側に位置します。入り口は小じんまりしていますが、南3条通りへと抜ける通路の両側に店が並びます。
 
 
 
 
設立は昭和初期。かつては対面販売の商店が多く軒を連ねていましたが、今では鮮魚店と青果店が残るのみです。16年ほど前から市場内に小体の飲食店が少しずつ増え、古い顔と新しい顔が溶け込み、独特の風情を醸し出しています。
 
 
 
 
 
 

選ったネタと丁寧な仕事。鮮魚店直営の「すし しもくら」

「すし しもくら」は、お向かいにある「下倉孝商店」の直営店。北海道はもちろん、全国から選った天然もののみを扱う同店の目利きを、寿司で味わえます。あるネタは鮮度を生かした直球で、また別なネタは持ち味を引き出す仕事を加えるなどして、多彩に楽しませてくれます。寿司屋に通い慣れた人も、そうではない人も、気持ちよく過ごせる心遣いもまた、嬉しい空間です。
 
ネタの質の高さと丁寧な仕事は、写真でじっくり見ていただきましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カウンターは7席で、要予約。おまかせコース8,000円~。ランチには2階席でいただく海鮮丼など手軽なメニューも用意しています。※店舗データは文末へ。
 
 

北の旬味を満喫できる炉端焼き「めんめ」

札幌に来たのだから、クオリティの高い山海の幸をあれこれ欲張りたい! そんな気分にしっくり沿うのが、こちらの「めんめ」です。
 
 
 
 
暖簾をくぐると、炉端から立ち上る香ばしい匂いに包まれます。カウンターには脂ののったホッケの開き、大きなホタテ貝、春から初夏が旬の極太アスパラなど、吟味された飛び切りの食材がずらり。期待は一気に高まります。
 
 
 
 
ここでのオススメは、やはりメンメの炭火焼き。道東の浜言葉で、キンキのことをメンメと呼びます。1本釣りを仕入れて開き、味付けをして干した自家製の干物。皮目がパリッと、身はふっくらしっとり。脂の上品な余韻がたまりません。
 
 
 
 
メンメの炭火焼きは、身を味わった後にもお楽しみが。「皮をもう一度カリッと焼いて、出汁をかけ、お吸い物にしてお出しします。道東では定番の食べ方なんですよ」と、店長の加藤さん。嬉しいサービスです。時期によっては高価な魚ですが、満足度の高さは折り紙つきです。
 
 
 
 
鮮度自慢ばかりではなく、その日の食材に手をかけた一品料理も揃えています。炉端を設えたカウンター席のほか、テーブルや小上がりも用意。特にカウンター席は人気なので、予約が確実。北海道の選りすぐりを頬張れる特別な1軒です。※店舗データは文末へ。
 
 
 
 

精肉店2代目が目利きする「じんぎすかん屋 みやした商店」

札幌といえば、ジンギスカンがお目当てという方も多いでしょう。狸小路市場にはジンギスカン専門店も揃っています。
 
「じんぎすかん屋 みやした商店」は、昭和39年創業の宮下精肉店の直営。肉のプロが選ぶ生ラム肉は、エサにこだわって育てたオーストラリアのブランド羊。それも柔らかく、ほど良く霜降りになった肩ロースを厚切りにして提供しています。
 
 
 
 
 
 
さっと焼いたラム肉は、ジューシーで旨味たっぷり。果物の果汁が味のポイントの自家製ダレはあっさり醤油味で、お肉との相性もぴったり。生ビールが進みます。
 
締めには、ぜひ「ニラソーメン」を。ジンギスカンを食べ終わったタレでスープをつくり、温麺でいただきます。タレに溶けたラム肉の脂のコクが隠し味。これもおいしい!
 
 
 
 
 
 
カウンターで七輪とジンギスカン鍋を囲むほか、予約があれば個室の利用もできます。ジンギスカンと一品料理を楽しめるコース料理もあります。
 
 

 
狸小路市場の2回目は、もっとディープに楽しむお店へとご案内します。お楽しみに!
 

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