さっぽろキナコ焼きショコラ~さっぽろスイーツ2015(1)焼菓子部門グランプリ

 
 
スイーツ王国札幌の顔となる「さっぽろスイーツ2015」の洋菓子部門と焼菓子部門のグランプリが決定しました。焼菓子部門グランプリは、パティスリーフレールのパティシエ、古田義和さんの「さっぽろキナコ焼きショコラ」です。
 
 

2年連続グランプリ、しかも兄弟パティシエ

札幌市内に11店舗を構える人気焼き肉店「徳寿」。焼肉がおいしいのはもちろんですが、焼肉店なのに製菓専門のPatisserie Freres(パティスリーフレール)というスイーツ店を持っています。今回、さっぽろスイーツ2015焼菓子部門のグランプリを受賞したのが、パティスリーフレールのパティシエ、古田義和さんです。
 
 
 
 
実は、昨年のさっぽろスイーツ2014焼菓子部門のグランプリを受賞したのもパティスリーフレールで、受賞は工場長の古田浩真さん。そうです、パティスリーフレールは、2年連続焼菓子部門グランプリ受賞で、しかも、受賞したのは兄弟なのです!
 
「フレール」とは、フランス語で「兄弟」という意味。2014年は兄、2015年は弟、まさに、フレールでグランプリという快挙を成し遂げました。
 
 

父、兄を見てお菓子づくりの道へ

パティシエの古田義和さんがこの道に入ったきっかけは、和菓子職人だった父と洋菓子づくりの道へ進んだ兄(浩真さん)が、家でお菓子づくりの話をしているのを見て、「うらやましい。自分もあの会話の中に入りたい」と思ったからだそうです。
やがて兄の紹介で入った大手菓子メーカーで出会った人が、レシピも何もない「0」のところから、オリジナルでお菓子をつくるのを見て衝撃を受けたそうです。「父と1歳違いの人でしたが、その人のやること、考えること、言われたこと、すべてに大きな影響を受けました。今でもその人のことを『師匠』と思っています」と古田さん。
 
 
 
 
師匠から言われた「時計を見て仕事をしなさい」「わからないことは先輩に聞きなさい」「1日にひとつ、疑問を持って帰りなさい」という3つの教えは、今でも古田さんを支えるベースになっているそうです。
 
古田さんは、道内外のさまざまなお菓子のコンテストに出場し、数々の受賞歴を持っています。昨年は、日本洋菓子協会連合会・東京都洋菓子協会主催の「2014ジャパンケーキショー東京」のガトーボワイヤージュ部門で金賞を受賞しました。
 
 

創作のきっかけは、ロマンチックな思い出から

「さっぽろキナコ焼きショコラ」は、最中の皮を器に、道産キナコを使ったホワイトチョコベースに大豆パフを混ぜ、これを焼いて焼きショコラにします。表面にチョコレートをつけ、星空をイメージした金粉と、北極星をイメージしたパールシュガーを乗せて完成です。
 
 
 
 
 
 
 
 
これを考えたきっかけを尋ねたところ、パティシエだけに、なんとも甘いオノロケが飛び出しました。
「昔、うちの奥さんと札幌の旭山記念公園にデートに行った時の星空がとても印象に残っていました。そこで、札幌の夜景、星をテーマにしようと。奥さんへの感謝の気持ちも込めています」。
 
奥さんとの思い出と感謝が込められた、まさに愛情いっぱいのお菓子です。「さっぽろキナコ焼きショコラ」を好きな人と一緒に食べたら、何か素敵なご利益がありそうな気がしませんか!?
 
 

サックサクの軽い食感

最中の皮を使った「さっぽろキナコ焼きショコラ」ですが、一般的な最中は、中の餡の水分を含んでしっとり、しんなりしています。しかし、このお菓子は、びっくりするくらいのサクサク感。このサクサク感を出すために、大会前日まで何度も何度も試行錯誤を繰り返したそうです。
 
 
 
 
 
 
「去年、兄がグランプリを取ったことを意識していないというと嘘になりますが、今回のグランプリは本当にうれしい。会社、家族、洋菓子協会、支えてくれたすべての人たちに感謝の気持ちしかありません。このお菓子を北海道の人はもちろん、全国、世界の人たちに食べてもらって、北海道のお土産菓子として育っていってほしいと思っています」と古田さんは話してくれました。
 
「さっぽろキナコ焼きショコラ」は、焼肉徳寿の通販、各店舗、さっぽろ地下街オーロラタウンさっぽろスイーツカフェで販売しています。
 
 

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