革パッチには鮭じゃなくてジーンズをくわえた熊。「ヒグマジーンズ」

日本のジーンズ発祥の地といえば、岡山県倉敷市児島。そこから遠く離れた北海道で、「ヒグマ」のマークをつけたジーンズがあるのをご存知ですか?
 
「ヒグマジーンズが誕生したのは5年ほど前。北海道にこだわった、ここにしかないジーンズをつくりたかったんです」と語ってくれたのは、ヒグマジーンズの販売元、「OFFICE FOR」代表の(通称)ヒグマさん。

 

 
ヒグマさんは、アパレルとは全く無縁の仕事をしていましたが、元々ファッションや洋服が好きで、いつか自分のデザインしたものを世に出したいと考えていたそうです。
 
そんな時「ジーンズは、同じものでも穿く人によってシルエットやスタイルが全く変わる。オンリーワンなものになる!」と思い、「ぜひつくってみたい」との思いからオリジナルジーンズをつくり始めたそうです。

 

 
「ただ、何から始めていいのか全くわからなかったので、まずはジーンズ発祥地の児島だ!と現地に行きました。最初は、誰も相手にしてくれなくて、北海道に帰ってきてからも、ネットであちこち調べて、片っ端から連絡して、そうこうしているうちに、一件だけ『来たら、話くらいは聞いてあげるよ』というところがあったので、即、飛んで行きました」(ヒグマさん談)。
 
「来いというから行ったのに、行ったら行ったで『本当に来たのか!?』と言われました(笑)」。
 
しかし、ヒグマさんの熱意は伝わり、そこからオリジナルジーンズづくりが始まったそうです。それでは、児島のジーンズに、北海道テイストを盛り込んだヒグマジーンズをご紹介しましょう。
 
まずは革パッチ。
 
木彫りのヒグマがモチーフで、鮭の代わりにジーンズをくわえています。ローマ字や漢字を使わず、あえてカタカナにしたのは「他がカタカナを使っていないから。人と同じものは嫌なんです」というヒグマさんのこだわり。

 

 
ジーンズは、ベーシックタイプとシンチバック(尾錠)がついた2種類。太めのストレートラインが特徴です。
 
デニム生地はノリがついたまま縫製しているので、洗濯をすると縮みます。ヒグマジーンズのHPに、詳しいサイズや採寸方法がありますので、参考にしてください。

 

 
後ろのポケットには、キュートなピスネームが。

 
 
 
 

 
スレーキ(ポケットの裏側)は黄色。「北海道を舞台にした映画『幸福の黄色いハンカチ』にちなんで、幸福の黄色いスレーキです」とヒグマさん。
 
また、後ろポケットの内側は黄色い当て布で補強。「後ろポケットに財布などを入れますよね。長年穿いていると、擦り切れることがあるので」。デザインだけではなく、実用性にも徹底的に配慮しています。

 
 
 

 
裾のステッチの裏側は、ジーンズ好きにはたまらないチェーンステッチを採用。
 
 
シンチバックタイプは、1940~50年代のワークウエアを意識しており「ワークウエアは丈夫さが大切なので、このタイプは3ステッチにしています」とのこと。

 
 

 
ジーンズ好きにはたまらない、実に細かなこだわりが、あちこちにちりばめられています。今はこの2タイプですが、次の展開も思案中とか。
 
「つくってみると、ああすればよかった、こうすればよかったという箇所が、結構あるんですよ。それらを改善しながら、例えばミリタリーテイストを加えてみるとか、北海道らしく寒冷地仕様にするとか、考えはたくさんありますよ」とヒグマさんは話してくれました。

 

 
ヒグマジーンズは、通販でしか入手できません。興味のある方は、ぜひHPをチェックしてみてください。
 
 

ヒグマジーンズ 企画・販売「OFFICE FOR」

http://www.higumajeans.com/