屈斜路湖で地元食材のイタリアンを味わう~「cafe&bal COVO」

 
 
屈斜路湖や摩周湖、川湯温泉を訪れる時、地場産の食材を使ったイタリアンはいかがですか?店主が10年かけて作ったログハウスのお店で、釧路川の畔に建つグルメ通の隠れ家「cafe&bal COVO(コーヴォ)」で味わえます。
 
 

極力地場産の食材にこだわるイタリアン

弟子屈町(てしかが)町にある「cafe&bal COVO」は、食通の人やログハウスの雰囲気を楽しみたい人たちが集まるお店。近隣の人たちのほか、釧路や北見からこの店でのランチ目当てで訪ねる人や、札幌や東京から観光途中という人も訪れます。
ちなみに「COVO」とはイタリア語で隠れ家や小さい家という意味。
地元の人に地元の食材を使った美味しい料理を食べてもらいたい、観光客に地元の美味しい食材を味わってもらいたいと、弟子屈産をはじめ東北海道の食材を出来る限り使ったイタリアンにこだわっています。
 
数あるメニューの中から、ほんの少しだけ紹介します。
 
 
 
 
こちらのアマトリチャーナは、地元産の摩周ポークのバラ肉を店主自ら塩漬けしたトマトソースのパスタ。まずはひと口食べてみると、ジューシーな摩周ポークの味わいが、じわじわ~っと口の中で広がっていきます。お皿のまわりに散らした北海道産粉チーズと絡めるとコクがプラス、よいアクセントです。
 
海産物を活かしたメニューの一例はコチラ!
 
 
 
 
厚岸(あっけし)産アサリのほか、ボタンエビ、ホタテ、イカなどをたっぷり使ったトマトソースのパスタです。魚介類のエキスがギューっとソースにつまっていて、口の中が魚介類のよい風味で満たされます。
 
素材は摩周ポークや摩周ビーフ、知床鶏のほか、釧路の港などにあがる海産物を使用。夜のメニューではエスカルゴのかわりに食感が似ている厚岸産の灯台ツブを使用するというこだわりようです。
小麦やトマトのほか、ベビーリーフやクレソン、ニンジン、ジャガイモ、カボチャ、シイタケなども手に入る限り極力地場産、弟子屈町産を使っています。
バケットも弟子屈町産の摩周粉という小麦粉を使った自家製、スイーツ類も地場産の小麦や乳製品を使った自家製です。
 
 
 
 
濃厚でしっとりとしたベイクドチーズケーキは甘さ控えめで、コーヒーにはもちろんワインにも合いそうな味わいでした。
 
 

料理と店構えに店主の情熱が宿ります

素敵な料理を提供する「cafe&bal COVO」を切り盛りするのは、店主の松井さん。お店のオープンは2010年でしたが、それまでイタリアンを作るどころか調理の経験もなかったのだとか。
オープンするまでに料理本を読み漁りトライ&エラーを繰り返し、休みのたびに札幌をはじめ他の地域のイタリアンを食べ歩いて味を覚え、技を磨いていったそうです。
 
 
 
イタリアンを独学でマスターしたということ以上に驚いたことが、お店のログハウスを10年かけて自分自身の手で建てたこと。大工経験は全くないので、雑誌や専門書を読み漁り、作り方を勉強しながら建てたというツワモノ!?です。
 
 
 
 
松井さんは神戸市出身。新婚旅行で訪れた東北海道の風土に魅了され、その後移住を検討するために再訪し、3度目の訪問で会社を辞め夫婦で移住しました。夏は近隣でカヌーのガイドをし、秋から冬にかけてはログハウス作りという生活を10年続けた末に誕生したのが、「cafe&bal COVO」です。
カヌーガイドをしていた時にお客さんから、地元のものを食べられるお店はないのか、とよく聞かれたので、地元の食材にこだわり提供しようと決めたそうです。
 
 
 
 
林と畑と原野に囲まれたお店。裏手には屈斜路湖から流れ出る釧路川が流れ、たまにカヌーが川を下っていく様子もお店から見えます。
 
 

木の温もりを感じ、ゆったりまどろみたくなるお店

お店へ1歩足を踏み入れると、木の温もりに溢れる空間が広がり、調理中のトマトやニンニクなど美味しそうな香りが漂っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
温かい雰囲気の店内、地場産の食材を使った美味しいイタリアンを味わいつつ、コーヒーやワインを片手にゆったりまどろみたくなります。お友達同士やカップルで訪れると、会話も弾んで思わず長居してしまいそう。
旅の途中に、ゆったり東北海道イタリアン、どうぞ召し上がれ~!
 
 

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