2015年02月16日 | nobuカワシマ

フレペの滝展望台で、流氷の海と知床連山を見渡せます

フレペの滝から眺めたオホーツク海の流氷
 
 
知床にあるフレペの滝は、知床の代表的な観光スポットの1つ。真冬には、断崖から海に流れ落ちる氷結した滝と、流氷に覆われたオホーツク海や真っ白い知床連山を眺められます。エゾシカにも出会えるかも!?
 
 

真冬に眺めるフレペの滝

フレペの滝は、高さ約100mの切り立った断崖の割れ目から地下水が染み出し、海へと直接流れ落ちる滝です。水量が少なく涙の滴のように流れ落ちることから、別名「乙女の涙」とも呼ばれています。
ただ、真冬になれば氷結して滝は真っ白に。
 
 
フレペの滝、冬の終わりの風景
▲冬の終わり、だいぶ雪が溶けて地面が見えてきていても、岩盤の中腹から流れ落ちる滝は凍結して真っ白でした(2008年3月下旬頃撮影)
 
 
真冬のフレペの滝
▲真冬で積雪がある頃は、もはやどこが滝かわからない位に真っ白!(2009年2月下旬頃撮影、以後同)
 
 
フレペの滝は垂直に近いくらい切り立った崖の中ほどから流れ落ちるので、眺めることができるスポットは限られます。陸上からは、チカポイ岬という断崖の上に設置された展望台付近のみです。
展望台からはフレペの滝とともに、流氷に覆われたオホーツク海を眺めることもできます。真冬はこの光景がなんといっても見事!
 
 
フレペの滝から眺めたオホーツク海を覆う流氷
▲フレペの滝から視線を左に90度位ずらすと、流氷に覆われたオホーツク海が目の前に広がります
 
 
さらに、天気がよい日はフレペの滝の背後に連なる真っ白い知床連山の雄姿も!大自然を独り占めした気分です。
 
 
フレペの滝から眺めた真冬の知床連山
▲フレペの滝展望台付近から眺めた知床連山(2009年2月下旬頃撮影)
 
 
真冬のフレペの滝見学は、滝そのものを見るよりも、流氷と知床連山の姿を眺めるほうが感動も倍増カモ!?まるで絵葉書のような光景を見渡すことができ、知床の自然の迫力を体感できます。
 
 

フレペの滝は野生動物の棲みか

フレペの滝周辺は、入り江に吹き付ける強風で木々の生育が妨げられるため、広々とした雪原が広がります。風が弱い日は雪の間からのぞくわずかな草を求めてエゾシカが多数訪れます。散策をしているすぐ近くをエゾシカの群れが悠然と通り過ぎていきます。
 
 
フレペの滝付近のエゾシカ
▲フレペの滝周辺の雪原にエゾシカが大量に出没。ただし野生動物なので近寄らずそっと見守りましょう
 
 
フレペの滝付近のエゾシカ
▲フレペの滝周辺の雪原には、エゾシカの足あとが無数に残っていました
 
 
ここに現れる野生動物はエゾシカだけではありません。こんな動物も…。
 
 
ヒグマの足あと
▲フレペの滝の展望台付近で見つけたヒグマの足あと。冬眠から覚めたヒグマが歩いていた模様…。万が一目撃したら知床自然センターへ報告を(2008年3月下旬頃撮影)
 
 
知床はエゾシカとともにヒグマが高密度に生息する地域。ヒグマがウロウロ歩いている可能性もあるので特に要注意です。ホントにホント!ちなみにヒグマが目撃された時にはフレペの滝周辺は一時的に立入禁止になります。
 
 

真冬にフレペの滝へ訪れるには?

フレペの滝へは遊歩道があります。知床ウトロ地区から車で約10分程度の場所にある知床自然センターから、片道約1km(徒歩約20分)程度の遊歩道です。
ただ、遊歩道といっても歩道として舗装されているわけでもなく、自然の中にある散策路。しかも真冬は当然深い雪に覆われているので、スノーシューを履かないと訪れることは難しいです。さらにヒグマの生息地域でもあるので、地元に複数あるアウトドアガイド会社のガイドさんと一緒に歩くのが無難です。自然や動物についてお話を聞きながら散策できるので、楽しさも倍増ですヨ。

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