2015年02月10日 | nobuカワシマ

オホーツク海の流氷を砕き割って進む観光船「おーろら」

網走の流氷砕氷観光船「おーろら」
 
 
真冬のオホーツク海を埋め尽くす流氷を砕き割って進む、網走の流氷砕氷観光船「おーろら」。真っ白い海を力強く突き進む姿はかなりの迫力!流氷観光をするならゼッタイ乗っておきたい観光船です。
 
 

「おーろら号」って?

網走沖のオホーツク海に広がる流氷
▲網走沖のオホーツク海をびっしり埋める流氷の中を船が進みます
 
 
流氷は、遠くロシアのアムール川で生まれ、オホーツク海を南下してきます。網走や紋別、知床など、北海道のオホーツク海沿岸は流氷が押し寄せる南限です。
海が流氷で真っ白く染まると、通常の船は流氷に阻まれ航行することができません。しかし、「おーろら」は約500トンもある大型船、流氷に乗り上げ船の重さで砕氷しながら進むことができます。
 
 
網走の流氷砕氷観光船「おーろら」
▲「おーろら」には船内の1階と2階後方に自由席、2階前方に指定席があり、そのほか屋外の展望デッキがあります
 
 
船内の自由席からは砕けていく流氷を横から眺めることができ、2階の指定席は船の前面にあるので砕いて進む様子を正面から眺められます。船内は暖房がきいていて、トイレや売店もあるので、ゆったり安心して流氷見物ができます。
自由に出入りできる展望デッキは屋外にあり真冬のオホーツクの海風が吹き抜けるので、防寒対策は必須。でもその分、流氷が砕け散る音と衝撃を楽しめ、流氷の迫力をダイレクトに感じることができます。
 
 

展望デッキで流氷の衝撃と迫力を体感!

こちらは2013年2月の様子です。
 
 
網走の流氷砕氷観光船「おーろら」
▲「おーろら」2隻で出航。船の上からもう1隻の「おーろら」が流氷の海を突き進む様子も楽しめます(撮影:nobuカワシマ)
 
 
蓮の葉のような薄い氷の間を進む時は、ドコンドコンと流氷をかき分けるように進みます。流氷が船にとぶつかる衝撃も軽く伝わってきます。
分厚い流氷の層や塊を越えていく時には、さすがに行く手を阻まれます。しかし、「おーろら」は負けません!一旦止まって押し戻されたかと思うと、さらに体当たり!ドカーンという衝撃とともに流氷の塊に乗り上げ砕け散らかし、進んでいきました。
その威力、その迫力、展望デッキで見ている乗船客からは歓声とともに拍手も巻き起こりました。
 
 
流氷を砕いて進む「おーろら」
▲展望デッキからの眺め。バキンバキンと割って進んでいく迫力ある様子を楽しめます(撮影:nobuカワシマ)
 
 
「おーろら」が進んで砕けた流氷
▲船の後ろを振り返ると、砕け散った流氷がぷかぷか浮かび、船が通ったところは真っ青な海面がのぞいて筋のようになっていました(撮影:nobuカワシマ)
 
 
流氷に乗り上げ砕く時に衝撃があるとはいえ、大型船なので安定しています。揺れも少なく安心して乗っていることができます。ゆったりまわりの景色を楽しむ余裕もあります。時には、流氷の上に佇むアザラシやオジロワシの姿を目にすることもあります。
 
 
オホーツクブルーに光る流氷
▲船上から眺めた流氷。陽光があたるとオホーツクブルーとも呼ばれる神秘的な色に輝きます(撮影:nobuカワシマ)
 
 

流氷は自然現象、見ることができないことも…

残念ながら流氷が接岸していない時もあります。また、流氷は風と潮の流れで常に移動するので、午前は見えていても午後からは見られないということもありますし、逆のこともあります。
1時間で片道10kmまでしか進めないため、その範囲に流氷がなければ青い海での遊覧になります。こればかりは自然現象なので誰も逆らえませんし、どうにもなりません。仕方なし、です。
 
とはいえ、真っ白い雪に覆われた知床半島の雄姿など、海から眺めるだけでも大自然に触れ心が洗われる気持ちになれます。
 
 
知床半島の山並みをバックに航行する「おーろら」
▲「おーろら」のバックに広がるのは知床半島の山並み。流氷が少なくてもまわりの景色は絶景!
 
 
「おーろら」の船内に展示しているクリオネ
▲船内では船員さんが休日の時に獲ってきたクリオネを展示してくれました。流氷見物のかわりに…!?
 
 
「おーろら」の船内に展示しているクリオネ
▲クリオネって、とーっても小さいのです。見えますか…!?
 
 
流氷が接岸しているのか、流氷の中を航行できそうか、気になることは、「おーろら」のホームページで日々確認することができます。気になる方は要チェック!
 
 

昼間もよいけど夕暮れの流氷ウォッチングも感激!

朝から午後まで日に数便運航しているおーろら。2月中旬から3月中旬までは夕方の便も出航し、サンセットクルーズも楽しめます。日中の迫力ある航行も素晴らしいのですが、茜色に染まる夕暮れ時や紺碧色に染まる日暮れ時の光景も感動的です。
 
 
日暮れの中を航行する「おーろら」
▲薄暗がりの中、船のあかりや月のあかりにうっすら照らされる流氷の眺めを楽しめます
 
 
流氷が接岸する日数やタイミングは年により異なりますが、少ない年で年間40日少々、多い年で年間100日以上も網走に流氷が訪れます。2月と3月は流氷を見ることができるチャンスの高い時期、「おーろら」の運航便数も多くなります。
流氷が砕け散る迫力ある風景を眺めに、網走を訪ねてみませんか? 
 
 
流氷帯に突入していく「おーろら」
▲流氷帯に突入していく「おーろら」

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