滝上町でろくろ回して流氷焼に挑戦!!

 
 
芝桜の時期に観光客でにぎわう滝上町。その町で「オホーツクの景色を焼く」流氷焼というご当地名物があるのをご存知ですか?年中楽しめて、滝上のお土産にもなる、その陶芸体験に挑戦してきました!
 
 

「オホーツクの景色を焼く」

創窯26年という「土炎心(どえんしん)」は、「やっぱり、生まれ育った故郷で生活したい」と、東京での都会生活に終止符を打ち、1981年にUターンした植村宏光さんが始めた窯です。滝上の自分の土地から出るオホーツク斜面(地元の人が呼ぶ俗称)の粘土を活用して、幼い頃から見てきた大好きなオホーツク海や流氷、渓流の景色を、青と白の2色で焼き物に表現し、その美しさを発信しています。
 
 
 
 
流氷の割れた様子を表現したお皿には、やはり、お刺身が合うのでしょうか?何を乗せたら良いか考えることも楽しいですね。
植村さんの作品は、北海道はもちろん、本州や海外の飲食店でも使われています。
 
 
 
 
お酒好きな植村さん、主に酒のみの道具が得意!刺身皿・グイ呑・ビアマグがオススメです。質感・清涼感に配慮して創作していて、全て手づくりなので、同じものは2つありません。
 
 

流氷焼、陶芸体験に挑戦!

今回、総勢7名での体験。工房のキャパシティオーバーということで、道の駅「香りの里たきのうえ」のフリースペースで行うことになりました。
 
 
 
 
この日は2時間で2作品、作ります。まずはお皿づくりから。
 
 
 
 
1つめはこちらの材料で作ります。
 
 
 
 
お皿の大きさは自由ですが、あまり、厚さがまちまちだと窯で焼く時に割れてしまうこともあるとか。
 
板を両脇に2枚置き、厚さを均等に麺棒で土を広げます。
これなら初心者でも簡単に出来ちゃいますね!
 
 
 
 
そして、ステンレスボウルは、ここで登場!
ボウルをひっくり返して上に布を敷き、広げた粘土を被せ、その上に布をまた被せます。
 
 
 
 
なるほど!これなら、自然にお皿のカーブが出来ちゃいます。
随所に初心者でも簡単に作れる工夫が心憎いですね。
 
北海道と星のマークは、後からお皿の中に貼り付け焼いていきます。
 
 

いよいよ、ろくろまわしに挑戦!

2つめの作品は、ろくろで作ります!陶芸体験の醍醐味です。
 
はじめに植村さんのろくろを使った職人技を見せてもらいました。
土が自由自在に姿を変える生き物の様に、小鉢が湯飲み茶碗になり、ビアマグになり、そして徳利へと、七変化していきます。プロの技に感嘆の声!
 
 
 
 
陶芸歴ゼロ年のわたくしも陶芸家気取りで頑張ろうと思いきや、意外と上手くいかない。ろくろを回す早さを司る足の踏み込みと、土に触れる指の動きがミスマッチでなかなか形も変わらない。
「自分、不器用なものですから・・・」。
結局、少し厚さを薄くし、高さを出しただけで、万能小鉢をイメージして作りました。
 
 
 
 
植村さんが言うには「ろくろって特に性格が見えるんですよね」と。「えー!どんな風に見えるのでしょう?お手柔らかにお願いします」とわたし。
 
「慎重な方ですね」と植村さん。
時間が経ってもあまり形が変わっていかない私の器にちょっとヤキモキしていたのかな。
でも、当たっているかも。
 
その後に、ろくろを回した私たち仲間のボスの作品はこちら。
大胆に形を変え、器も広い(笑)。
 
 
 
 
色付けと焼き上げは植村さんのプロのお仕事にお任せして、完成を待つのみ。
なんでも色付けは企業秘密だそうで、詳しくは教えてもらえなかったのですが、焼くとガラス質になるものと銅などを調合し釉薬にします。筆で模様を描くのが一般的ですが、なんとお玉を使って目分量で釉薬をかけていくのだとか!!その「いい加減」な量がひびを生み、流氷の柄になるそうです。
 
そして、3週間程経って出来上がってきたものがこちら!
 
 
 
 
枠に収まらない個性的な焼き物たちが届きました。
流氷のオホーツク海の色をまとった器には、何となく気品も備わったような気がします。
 
今回、陶芸体験した流氷焼は「土炎心」の他、道の駅「香りの里たきのうえ」でも販売しています。ネット販売はなく、まさに滝上でしか手に入らない品、お土産として、喜ばれそうです。
 
 
 
 
陶芸体験は3,000円から。
あなたも滝上の旅の思い出にろくろをまわしてみませんか?