北海道の冬対策を、札幌の秀岳荘で聞きました!

アウトドア派の北海道民に愛され、創業60年を迎える山の名店が札幌の秀岳荘です。訪れる地域によって雪と低温、凍結など多様な気候を体験できるのが北海道の冬。機能性と温かさを備え、街で使えるアイテムを秀岳荘北大店で聞きました!
 
 
 
 
案内してくださったのは佐藤杏那(あんな)さん。秀岳荘の社員は、休日にアウトドアを楽しむ人がほとんどで、おもに靴を担当する入社2年半の佐藤さんも、ツリーイングという木登りを趣味で楽しんでいるとのこと。北大店は1Fから3Fにかけて、登山に必要な道具やウェアがズラリ揃います。街着にしても充分なファッション性の高い商品も多く取り扱っているので、アウトドア派でない人も見て楽しめます。早速、佐藤さんと店内を巡りました。
 
 
 
 
佐藤さんが手にした北欧スウェーデンのアイスバグ社の防寒靴は、靴裏にスパイクがついており、凍結した地面も安全に歩くことができます。「札幌の冬は雪が多いうえ、ビル陰で路面が凍結したり、歩道のロードヒーティングがなくなる部分に氷の段差ができたりしやすいため、この防寒靴は北海道在住のかたにお奨めです」と、商品のポイントを解説。
 
一方、冬の北海道に旅行で来た人にとっては、スパイク底の靴では、普段使いにはちょっと重装備です。そこで・・・
 
 
 
 
「こちらのタイプは脱着式なので、旅行で訪れるかたにもお奨めです。これは小樽や札幌など凍結した坂道が心配なかたに人気の商品で、なかには毎年新調する人もおられます」(佐藤さん談)。実際に付けて頂きました。伸びの良いゴムなので力もいらず、簡単に取り付けられます。足元の安全性が高まりますね。
 
 
 
 
秀岳荘では道内のスキー場で、新モデルのスキー用品やスノーボードの試乗会などを行うショップイベントも開催しています。ウェアのフロアに移動しましょう。
 
 
 
 
ジャケットは1枚外に重装備なものを着るよりも、実はちょっとしたコツがあります。
薄手の軽いダウンジャケットやベスト、フリースをインナーとして着ることで、温かい空気の層が何層もつくられます。「登山ではこの層をレイヤリングといいます。着るものの組合せや最小限の装備で快適なレイヤリングを考え、お客様は商品を検討しておられます」(佐藤さん談)。なるほど、山好きな人は服装選びが安全に直結するため、この考えかたは合理的です。
 
 
 
 
「北海道では屋外と室内の気温差が大きく、外で役に立ったインナーが室内では暑すぎるという場合も。そんな場合はフリース素材よりも、畳んで小さくなるダウンが便利です。専用洗剤を使って家で洗える点も、アウトドアメーカーがつくる服の良さです」。
 
 
 
 
小物のコーナーにきました。冬の北海道では耳まで隠れる帽子と手袋があれば、快適さが格段に良くなります。特に手袋は、不意の転倒の際に手をついてケガをすることもあるので、忘れずに付けましょう。
 
 
 
 
 
 
佐藤さんが提案した1点は、ゴア社のウインドストッパー生地を使った、フィンガースルーグローブ。「近頃はスマホの操作に手袋を脱がなくてよいよう工夫した商品が多く、お客様に支持されています。価格によりますが防水機能があり、外側の水はシャットアウトしつつ、手の湿気は外に出してくれる透湿性のある商品など、手袋とはいえ見た目も素材も多機能ですよ」。
 
 
 
 
1Fはザックなど登山小物のコーナー。ここでピックアップしたのは、軽量ナイロン素材のデイパック。街用として優れた点は、背中部分にパソコン用の薄い間仕切りがあることです。カナダのメーカーARC TERYX(アークテリクス)のトレードマーク、始祖鳥の化石が大小3ヶ所にあしらわれていておしゃれ。手持ちの洋服に秀岳荘の商品を取り入れて「さっぽろ雪まつりをはじめ、道内各地の冬をアクティブに楽しんでください」(佐藤さん)。
 
 
 
 
秀岳荘では札幌市内にもう1店、白石店がありスノーボードやカヤック、自転車など大型商品が充実。さらに旭川店もあり各店で特徴を出しています。創業1955(昭和30)年で60周年を迎える秀岳荘から、おしゃれと実用を兼ねた北海道で使えるアイテムの提案でした。
冬の北海道を、温かくおしゃれに過ごしてください!
 
 
※商品の価格は取材時(2014年11月6日)のものです。在庫状況はご確認ください