津軽半島で北海道新幹線のレールを歩いて来ました!

2016年3月開業予定の北海道新幹線。新函館北斗駅も着々と完成に近づき、今年10月には「H5系」の車両が函館に上陸。12月から試験走行開始と開業に向けてジワジワと盛り上がる中、津軽半島で行われた新幹線の高架橋レールを歩くイベントに参加してきました。レールの長さや重さなどマニアックな情報も入手!当日の様子をお伝えします。
 
 
 
 
青森県交通政策課新幹線グループ主催の「北海道新幹線高架橋のレールウォーク」が開催されたのは、10月中旬のこと。
 
当日は、JR特急スーパー白鳥と白鳥(函館~新青森を結ぶ列車です)も停車している津軽半島のJR蟹田駅で集合し、そこからバスで移動。外ヶ浜町の館下トンネル付近を歩いてきました。
 
 
 
 
新幹線のレールの上を歩くのはもちろん、高架橋に登るのも初めて。貴重な体験にワクワクします。
 
はい、ここが高架橋の上です!
 
 
 
 
 
 
まずはひんやりとした空気のトンネルの中を歩き…
 
 
 
 
 
 
そのあとは通常のレールの上をてくてく。お天気にも恵まれ、気持ちいい!
 
 
 
 
すでに側面のケーブルから電波が出ているそう。こちらは札幌の司令所と車両との通話や、社内で見られる文字ニュースを流すのに使われるといいます。
 
 
 
 
途中で軌道やトンネルの作り方、高架橋の雪害対策などを教えてもらったのですが、これがかなり専門的な話で、「へぇー!」と勉強になることばかり。
 
 
 
 
ちなみに、レール1mの重さは60kg。このレールを溶接で25mに繋ぎ、その25mをさらに軌道の上で繋いで、数km~数10kmの繋ぎ目のない「ロングレール」としているそうです。そして、レールとレールの幅は1,435mmだそうですよ。
 
 
 
 
実は行く前から気になっていたことがあります。今回は、新幹線専用の高架橋を歩きましたが、新しく専用レールを作っていない場所、つまりは新幹線と在来線の共用走行区間である青函トンネルとその前後のレールはどのように設置されているのでしょうか。というのも、新幹線のレールは在来線のそれより幅が広いため(在来線のレール幅は1,067mm)、同じ2本のレールを使うことは不可能なのです。
 
どうしているのかを聞いてみたところ、そこの部分はレールを3本引いているのだとわかりました!
 
 
 
 
端から、共用レール、在来線専用レール、新幹線専用レールという順番で並んでおり、新幹線専用レールが新設分。専門的には「三線式スラブ軌道」と言うそうです。謎が解けてスッキリしました。
 
 
そんな日常ではなかなか知り得ないマニアックな話を教えてもらいながら、レールウォークは終了。完歩証明書をいただきました!
 
 
 
 
帰りには、新幹線開通に伴い、新しくできる「奥津軽いまべつ駅」の町のPR隊の人にも話を伺いました。
 
 
 
 
「青森県今別町は、新幹線が停まる駅のある町の中では、最も小さい人口3,000人の町です。そこに新幹線が停まるなんて感慨深いですよ。孫が〝おじいちゃーん〟って声をあげながらプラットフォームをかけてきて、私に飛びつく…。そんな日が近づいていますね。楽しみです」(男性)
 
「私も、私のことをばぁばって呼んでくれる孫との距離が、うんと近くなって嬉しいんです」(女性)
 
 
 
 
たくさんの人の夢と希望がいっぱいの、新青森~新函館北斗駅を結ぶ北海道新幹線。開業が待ち遠しいですね。