関東へ大学進学を考えている人の味方、北海道出身者が入る東京練馬の「北海寮」

 
 
北海道にお住いの方で、関東へ大学進学を考えている方!そんなあなたの味方となる、北海道出身者が入る男子寮「北海寮」というものが東京都内にあることをご存知でしょうか?寮内の様子とそこに住む寮生に取材してみました!!
 
「北海寮」は、公益財団法人 北海道在京学生後援会(昭和8年設立)が運営する東京都練馬区にある男子寮です。北海道出身の志操堅実で向学心に燃える学生に、生活、勉学する場を提供し、学生の経済的負担を軽減する目的で運営しています。
 
3階建ての寮には、現在、東京大学13名をはじめとする公立大学生30名と早稲田大学(13名)をはじめとする私立大学生42名の、合わせて72名の寮生と寮監と寮母が暮らしていて、これまでに1,500 人を超える卒寮生を世に送り出しています。

 

魅力ある600名ほどのネットワークを持つ北海寮!

公益財団法人 北海道在京学生後援会 理事長の塚越孝平さんに話を伺いました。
 
「この寮の良いところは、北海道出身者が集まっているので、繋がりが深いところだと思います。何かあれば同郷の仲間がそばにいる環境は何にも代えがたい。そして、文系理系両方、入寮しているので、自分の弱い科目など、寮生同士で教えあうこともできます。数学オリンピックに出場した寮生もいたり、物理研究会も寮内にあります」。
 
 
 
 
「寮で暮らすメリットは他にもあります。本州と道内の2か所に『はまなす会』というOB会があって、大手企業や地方自治体に勤務する600名ほどのネットワークを持っています。何かあれば、そのネットワークに相談できるシステムがあるのはとてもメリットになるのではと思います」。
── 600名のネットワークとは心強いですね。では、運営するにあたり大切にしていることは?
「寮生の命が一番大事ですので、毎年防災訓練を実施しています。今年は、安否確認システムの訓練を重点に行いました。そして、2食の食事、清掃など、学ぶ環境を整え、健康管理にも気を配っています」。
 
 

寮生に聴いた…「年中、カニなんて…」?

続いて、寮生の方々に話を伺いました。
まずは東京へ出てきて大学などで感じた「北海道あるある」!
 
 
 
 
宮川さん「『鍵をかる』とか、『したっけーさー』など、接続詞の『さー』が北海道の方言だとよく言われます(笑)」。
 
浅香さん「北海道で育ったというと、年中、カニやいくらを食べているんでしょう?と言われるけど実際はお正月とかの年に数回」。
 
 
 
 
大坂さん「トランプで『テンを切る』といったら、『何それ?』といわれた。『UNOのストップルール』も北海道だけのルールだということを東京へ来て知りました」。
 
── 離れてみて感じた北海道の良さは?
内之段さん「飯・水・空気!冷涼な気候や空気の質感、時間の流れがゆっくりなのも良いところかな」。
 
 
 
 

寮生活の魅力は、ノックすれば、すぐに友達に会えること

── 寮生活の良いところは?
板東さん「他の寮と比べて、人と人とのつながりが深い。帰ってきたらだれかが必ずいる。そして、OBとの交流も」。
井上さん「1人暮らしの人は暇だと聞いたが、ここは、ノックすればすぐに友達に会えること」。
 
 
 
 
浅香さん「モーニングコールも助け合いだし、部屋にレポートを忘れた時に、大学へパソコンで送ってもらった時はとても助かりました!さらに、この間、北海道から友人が上京してきたんです。ここの寮は北海道出身者なら、宿泊させていいということになっているので、1年ぶりに会ったその友人と一緒に、夜遅くまで出かけられたことも良い思い出になりました」。
 
 
 
 
内之段さん「他の寮はアパートのように隣人も知らないということがあるそうですが、この寮はとても楽しい。4年間いた感想は距離感が近いので、はじめ、角がある人でも、徐々に角が取れていくこと。お互いの個性が光っていくように、一緒に成長できるところもあるかな?」。
 
 
 
 
大坂さん「インフルエンザにかかってまったく動けない時に、寮監が部屋まで食事を運んできてくれたので助かりました。心がほっこりしましたね」。
寮監の山下さんはとても気さくに話してくれる親戚のおじさんのような存在です。奥様である寮母と一緒に寮生と我が子のように接しているとか。
 
 
 
 

北海寮生の礼儀正しさに感動!

北海寮のHPで、行燈行列などを行う寮祭や入寮式、卒寮式などの様子も見ることが出来ます。
今回、お邪魔して驚いたのは、寮生の礼儀正しさ。挨拶はもちろん、私がスリッパを脱いだらすぐに片づけてくれました。それも自然に。
 
共同生活を通じて、共に学び、成長する、健全な学生生活は、社会人へのステップアップをスムーズにしてくれるのかもしれません。
 
 
 
 
とても人気で入寮希望者も多く、論文や面接などの入寮試験を、毎年3月に行っています。
来年度は22名の募集予定。入寮資格、寮費などの詳細は、HPでご覧ください。
 
興味のある方は門をたたいてみてはいかがでしょうか?