お豆腐屋さんがつくった、もっちもちの「めめおやき」

 
 
道外で「今川焼」、「大判焼き」と呼ばれているものを、北海道では「おやき」と呼んでいます。そのおやきをお豆腐屋さんがつくったらどうなるか?豆乳クリームや道産小豆が中にみっちり入って、それを包む皮は、もっちもちの食感!甘さを控えた味、食べ応えのあるボリュームは道外の物産展で大人気。北海道のおやきをご紹介します。
 
 

札幌のお豆腐屋「めめ」のおやき

札幌の人なら、北海道神宮の駐車場で約10年間営業していた「レストランめめ」を知っていると思います。札幌で人気のお豆腐屋「めめ」のレストランですが、今年6月に閉店し中央区のミニ大通エリアに移転しました。新店舗は、レストランではなく、お豆腐と豆腐ドーナツ、めめおやきなどを販売する店としてスタートしています。
 
「おやき」というと、長野県名物の野沢菜や山菜などが入ったものが有名です。が、北海道で「おやき」と言えば、道外で「今川焼」、「大判焼き」と呼ばれるお菓子のことで、厚さ2~3㎝の円形の中に、餡やクリームなどが入っています。めめおやきは、お豆腐屋さんらしく豆乳クリームがたっぷり入っており、餡には北海道産小豆を使っています。
 
 
 
 

普通のおやきとは違う、かといって大福でもない「もちもち感」

めめおやきの特徴は、生地の食感。パクリと食いつくと、もっちりした歯ごたえがあり、お餅のように伸びる感覚があります。でも、大福ほどではない。まんじゅうでもない。この絶妙な「もちもち感」は、一度食べるとクセになります。
 
 

 
 
めめおやじこと代表の杉山順一さんは「普通のおやきは、1個食べたら、2個目はちょっときついでしょ?でも、めめおやきは2個食べられる味なんです。それも、水などを飲まなくても食べられる。つまり、あっさりしていて食べやすい。それは、餡の糖度を45度くらいに抑えているから」と話してくれました。
 

追い越せ、長野のおやき!を目標に、北海道にこだわって

めめおやきは、6年前から販売しています。ある時、大手百貨店のバイヤーの目にとまり、道外の物産展に出展したところ、「えらいこっちゃ!」というくらい大ブレイク。「大阪梅田の阪急百貨店で、1週間で約28,600個売れました。売場に200mの行列ができて、本当に大変でした」と杉山さん。以来、その人気は今に続きます。
関東、関西、東海、九州などの主な大手デパートの北海道物産展には、高確率で出展しているそうなので、すでに「食べたことあるよ!」という人も多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
「つくった当初、『おやき』というネーミングがいいかどうか、すごく悩みました。私たち道産子は、おやきでも通じるけど、道外へ行ったらおやきといえば、長野が有名ですから。でも、私は北海道にこだわりたかったので、おやきは絶対に譲れない。実は心の中で、長野を超えろ!を目標にしているんですよ(笑)」(杉山さん談)。
 
北海道産の原料にこだわり、いつかは「おやきと言えば、長野ではなく北海道」と言われるようになる日を目標に、めめおやじは、今日も全国の物産展を飛び回っています。物産展は、目の前で焼く実演販売をしています。物産展がない時は、通販でも購入可能。
この、もっちもちしたおやきを、ぜひ一度いかがですか?