松前マグロを食べつくせ!「松前マグロ三色丼」~松前マグロシリーズ(2)

松前マグロは、漁師さんたちが言っていたように、刺身で食べるのが一番おいしいのですが、もっと料理のバリエーションを広げれば、松前マグロを何倍も楽しむことができるはず!という発想から生まれたのが、「松前マグロ三色丼」です。
 
町内で「松前マグロ三色丼」が食べられる店は3店舗。今回は、その中から「レストラン矢野」の丼をご紹介します。若女将の杉本夏子さんが切り盛りする老舗「温泉旅館矢野」の1階がレストラン。さっそく丼についてうかがいました。
 
「基本は、松前で水揚げされた本マグロを使うこと。生のもの、火を通したもの、蒸したり焼いたりサラダ感覚のもの、この3つの調理方法で、オリジナリティを活かしながら3つの丼で提供します。ご飯は道南産の『ふっくりんこ』、味噌汁は松前産のふのりを使い、松前産のスルメイカと昆布を使った松前漬けを添えるというのも基本ルールです」と若女将。
 
 


 
レストラン矢野では、ルールにのっとりこの3つの味が楽しめます。
 
1つは、マグロをヅケにして、そこにとろろをトッピング。
とろろのねばねば、つるつるした食感と程良く漬かったマグロが絶妙!マグロ好きにはたまりません。
 
 

 
2つ目は、マグロを竜田揚げに。甘酢の味付けは、ちょっと中華風。
 
 
 

3つ目が、驚いた!レストラン矢野のサラダ感覚の丼は、カレー味のツナ。
ツナマヨには馴染みがありますが、カレー風味はとても新鮮。若女将によると「お子さんと、意外にもご高齢の方に人気なんですよ」とのこと。
 
 
 

添えてある松前漬けは、旅館矢野女将直伝の味。数の子などは入れない、シンプルな正統派松前漬けです。実は若女将がこれとは別に、塩味の松前漬けを考案しており、リクエストをすれば、塩味に代えてくれるそうです。「でも、まだまだ女将の醤油味の松前漬けにはかないません」と笑いながら話してくれました。
 
 

 
旅館矢野では、宿泊客の前で松前マグロの解体ショーもやっているので、常時マグロを5本程用意しており、レストランでは普通のマグロ刺身定食なども食べられます。が、せっかく松前まで行ったなら、ぜひこの三色丼を試してみてください。松前マグロの奥深さが堪能できます。