2014年08月27日 | 宮永 明子

北海道と道産子と北海道ファンを繋げ、北海道をもっと元気に!在京道産子が集う「北海道DAY」 - ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」連動企画(14)

ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 株式会社DKdo代表取締役 黒井理恵さん 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
 
 
番組コンセプトは「北海道通になろう!」。ラジオNIKKEI第1で全国放送している番組「北海道探究ラジオ」連動企画の第14回は、首都圏近郊の道産子が集うイベント「北海道DAY」を紹介。イベントを運営するDKdo代表取締役 黒井理恵さんの登場です。

 
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スタジオには「北海道DAY」企画運営メンバー隊長で、このイベントから誕生した株式会社DKdo(ディー ケー ドゥ)代表取締役の黒井理恵さんをお迎えしました。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 株式会社DKdo代表取締役 黒井理恵さん 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲黒井理恵。名寄(なよろ)市生まれ、在住。東京の出版社に6年半、企業PR・CSR(企業の社会的責任)の企画編集制作会社に7年半勤務。営業、プランナー、プロデューサー、コンサルタントとして多数の大手企業のCSRコミュニケーション構築に携わる。また、イノベーション・ファシリテーターとして企業、地域、学校、NPOなどのフィールドで年間40回以上のワークショップを企画・実施。Uターンした名寄では家業である農業を手伝いながら、地元の人と一緒になにか楽しいことができないか模索中 
 
 
── まず「北海道DAY」について、
「昨年2014年1月に開催した47都道府県全ての出身地別で集まろうという200人規模のイベント『日本財団CANPAN&日本マイクロソフト・NPOフォーラム「出身地Day」~東京から”出身地”を考える~』がきっかけ。その後、何度も飲み会を重ねているうちに、北海道出身者のイベントを開催しようかということになりました」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲今年7月開催の「北海道DAY Vol.4」は、このイベントから誕生した株式会社DKdoと「Dosanko Passport(以下、どさんぱ)」についての黒井代表の説明・挨拶からスタート
 
 
── 北海道出身者って、同郷というだけで、すぐに仲良くなるような故郷への思い・意識が高い人が多い気がします。
「北海道について考えたいとか、何かしたいと考えている首都圏在住の道産子がもっといるのではないかと思って始めたのが2013年6月に開催した『北海道DAY Vol.1』なんです。これまでに4回開催しており、延べ参加者数は100人超、毎回30人から50人ほどの方が参加してくれています」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport 北海道銘菓
▲「北海道DAY」では毎回、北海道各地の銘菓のコーナーが登場します。今回は名寄と美深のかぼちゃパイ対決も!
 
 
「集まってただワイワイするのではなく、北海道愛を表現し、アクションしていくことをサポートしたいと思っています。イベントには、既に北海道に向けて動いている方や北海道で活動している方をゲストにお呼びして、お話を聴き、自分の北海道愛を刺激して、さらに参加者同士で話し合い、実際にプロジェクトを起こしていこうか!というところにつなげていく仕掛けをたくさん入れています」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲「未来新聞」を作るワークショップでは自分の考えたいテーマを出して、属性の似ている人同士でグループ分け。皆さん、楽しくすすめています
 
 
── 今回のテーマは、“今の自分らしい、北海道との関わり方”と“私たちが想う北海道の未来”。実際に今、北海道をテーマに動いている方々による「ビジョナリートークセッション」を行っていました。トークセッションの登壇者は、道産子4名。
 
「20~30代の若者たちが、これから先、地域を活性化し、さらにその子供たちが大きなエネルギーを持って変えていくのでは?」というのは加藤敏明(株式会社 北国からの贈り物 代表取締役、地域×クラウドファンディング FAAVO北海道オーナー)さん。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ 加藤敏明(北国からの贈り物 代表取締役、FAAVO北海道オーナー)さん」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲北海道のいいものを国内、海外に販売するためには、お金はもちろん起業家のパワーも必要。そういう想いで『FAAVO北海道』を立ち上げた」と加藤さん
 
 
「アイディアを持っている人はそれを形にする。アイディアを持っている人が周りにいれば、そこに人力、時間、お金を支援する。北海道にいる人が北海道を支援するのもいいし、北海道を離れた我々のような人が、離れていても想いを伝えることが『DosankoPassport(以下、どさんぱ)』や『FAAVO北海道』で未来をより良くしていくことに繋がっていくと思う」と熱く語りました。
 
そして、松原美里(エクレス子供の家施設長、LOVEあばしり代表)さん。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ 松原美里(エクレス子供の家施設長、LOVEあばしり代表)さん Dosanko Passport
▲「実家に帰るとイキイキしませんか?北海道は、文明が進み、便利になっても忘れてはいけないものを取り戻せる感じがします」と松原さん
 
 
「そもそも開拓の文化があったりして、人間の持っているパワーを引き出せる場所なのでは。これからは全国各地が元気になることで日本全体が元気になると思うが、地元愛が深い北海道がその先駆けになり、それに触発されて他の地域、日本全体が元気を吹き返し、世界に影響を与えるようになるのでは?」と松原さん。
黒井理恵さんは「一昔前は、物・コトに人が集まって動いていたが、お金を貯めて使い、ものに幸せを感じるよりも、人同士のつながりに幸せを感じるように変わっている。人との繋がりとパワーをどれだけきちんと出していけるか、いい方向に循環させていくのか?がとても大切だと思います」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲活発に意見交換されるトークセッションに、熱心に耳を傾ける参加者
 
 
「そのパワーを北海道に向けて出していくと面白いことができそう。もしかして『北海道』というキーワードがその人のパワーを引き出すことにもなるのかもしれない。そういった良い関係性が土地と人との間に生まれればいいと思う」と黒井さん。
 
モデレーター脇坂真吏(株式会社 Agri Innovation Design代表取締役、一般社団法人日本肉ソムリエ協会 理事、6次産業化プランナー[農林水産省]、地域活性化支援アドバイザー[中小企業基盤整備機構]他)さんは「全国各地を回っていて常に感じていることは、道産子というアイデンティティを僕らがどれだけ感じられるかが大事だということ。地域のみんなで動くのはとても難しい。華僑じゃないけど道産僑のように世界のどこにいても道産子が支えあえるような道産子アイデンティティは、とても大きな力を秘めているのだと思う」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ 脇坂真吏(株式会社 Agri Innovation Design代表取締役)さん Dosanko Passport
▲「先日、3週間のアメリカ研修に行ったが、日本では北海道は有名だが、世界ではまだまだ無名と感じた」と脇坂さん
 
 
「道産子というアイデンティティが僕らの熱源であり、そのシンボルが『どさんぱ』であってほしい。『どさんぱ』の目標枚数は10万枚といったが、僕はもっと500万枚とか、それ以上、北海道ファンにも。これが、僕らがやっている可能性の一つ」と語りました。
 
── 熱く語り合ったビジョナリートークセッションのあとはワークショップ「未来新聞2030年の北海道の壁新聞を作ろう!」です。面白いアイディアが続々、登場しました。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲「2014年、2030年の食糧自給率500%を目指すことを決定」。農畜産業の飛躍的発展。北海道と農畜産業が就職先ランキングNO.1に!という壁新聞
 
 
「心の奥で実行したい、こうなったらいいなと思っていることを視覚化していくのが、この未来新聞です」。
例えば、こういったものが出ました。
●ついに完成!道内の観光地を短時間で結ぶ未来の乗り物「新型ホバークラフト」
●「今年も活躍!全国各地から除雪作業を助ける雪レンジャー!」
●東京駅では雪が解けない技術を使って雪だるままつり
●北海道企業と学生が「雪の溶けないスプレー」を共同開発、他
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲この壁新聞では「ニューヨーク、パリに次ぐ世界ランキングベスト3に。北海道が世界有数の観光地になり、経済効果は1兆円。2025年北海道のリトリートセンター(心身共にデトックスできる場所)が30か所に」との願いが
 
 
ここで出たアイディアは北海道東京事務所長や札幌市東京事務所へ報告しています。
 
── 今後、行いたいことは?
「これからは月に1回程度、『どさんぱ』会員のための『道産BAR(どさんばる)』という道産子や北海道ファンが集うバル(バー)を開催します。集った人たちの熱い想いを凝縮して、実際にプロジェクトを興していけるような仲間・コミュニティを創っていきます。今後のテーマ案としては、北海道の食と農について考えてみたり、いま、注目の北海道ワインとチーズについて考えたり、毎回、楽しく意義のある企画にします」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲今年8月開催の「道産BAR(どさんばる)Vol.1」では、北海道のセレクトショップ「北海道フーディスト」のバイヤー久富恵里花(右)さんを迎えて、フーディストお菓子部門売上ランキングクイズを行いました。株式会社DKdo取締役 川口枝里子(左)さん(写真提供:株式会社DKdo)
 
 
── イベント「北海道DAY」から生まれた株式会社DKdoについて。
「北海道と道産子と北海道ファン、この3つを有機的に繋げて、北海道をもっと元気にしていくことが目的です。今回、未来新聞を作り、道産子たちの能力の高さに、私は改めて感激しました。北海道には面白い色んな種があるということも実感しました。そういった可能性を120%引き上げて、この道産子と北海道ファンをつなげ、北海道に向けて動き出す、そんなプラットホームを作っていきたいなと思っています」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲「北海道DAY Vol.4」参加者。もともと自立できるポテンシャルがあり、魅力ある資源がたくさんある北海道。イベントに集まる人的パワーも、もっと引き出していきたい
 
 
── 最初の事業、「Dosanko Passport(どさんぱ)」とは?
「道産子アイデンティティを形にしたカード、北海道のファンカードです。このカードを持っている人たちを道産BARに集めて、一緒に何かを興していく、そういった仲間づくりのきっかけになるカードとして使っていきます。さらにこのカードにはポイントカード機能がついていて、持った人が加盟店での買い物でポイントを貯めて、そのポイントが2年後に期限切れになった時、その失効ポイントを北海道の活性化に使います。市町村に寄付したり、イベントから生まれたアイディアを実現する原資にしたり」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 株式会社DKdo代表取締役 黒井理恵さん 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲「もちろん、ポイントは自分で使ってもらってもいいのですが、このカードで気軽に北海道へ貢献が出来るようなシステムを作りたかった」と黒井さん
 
 
「道外に住む道産子が故郷に恩返しをしたいと思った時に出来ることといえば、北海道の物産展やお取り寄せで購入したり、少し頑張ってふるさと納税だったり、選択肢が限られています。選択肢を広げるためにこのカードがあって、普段のお買い物や、出張・旅行でポイントを貯めて、気持ちがあれば、ポイントを失効させてもらう、そんな仕組みです」。
 
── おしまいにリスナーの皆さんにメッセージをお願いします。
「皆さん、北海道をもっと愛しましょう!!今、私たちは、一緒に手をつないで北海道を応援していく仲間を探しています。是非、HPを覗いて、「Dosanko Passport(どさんぱ)」を手にしてみてください」。
 
 
ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」 在京道産子 北海道DAY 道産BAR どさんぱ Dosanko Passport
▲年に数回開催の「北海道DAY」や毎月一回開催される「道産BAR」の情報はHPでご覧になれます
 
 
「北海道DAY」や「道産BAR」、「Dosanko Passport」などのDKdoの事業についてもっと知りたい!応援したい!私も欲しい!と思った方は、株式会社DKdoのHPをご覧ください。
黒井さん、ありがとうございました!
 
 
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次回は、ご当地定番を作る料理人!

さて、次回の放送は9月1日(月)22:15から!
北海道観光土産品などご当地定番を作る料理人をご紹介。
株式会社YOSHIMI代表取締役社長兼オーナーシェフの勝山良美さんに話を伺います。
 
 
株式会社YOSHIMI 代表取締役社長 勝山良美さんの著書「最強『ご当地定番』のつくり方」
▲株式会社YOSHIMI 代表取締役社長 勝山良美さんの著書「最強『ご当地定番』のつくり方」(発行元:日本実業出版社) 
 
 
北海道の今を感じることができるひととき。興味のある方は、ラジオNIKKEI「北海道探究ラジオ」をお聴きください!!
 
 

関連リンク

 
 

「北海道探究ラジオ」番組webサイト

●放送日時 / 毎月第1・3月曜日 22:15~22:30
 

radiko.jp

radikoでのラジオNIKKEI第1チャンネル / http://radiko.jp/#RN1

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Writer

宮永 明子

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