ここは海外?!倶知安町ひらふの「ニセコスーパーマーケット&デリ」

倶知安(くっちゃん)町の中心部から南西方向に約10km。地元の人が「山」と呼ぶ、ひらふのリゾートエリアに品揃え充実のニセコスーパーマーケット&デリが2013(平成25)年12月に開店し、コンドミニアム滞在客に人気です。店での接客は英語に完全対応し、買物客の多くが外国人。海外のような光景が見られるお店で話を聞きました。
 
 
 
 

外国人客に特化した倶知安初のデリ

売場を束ねる事業部長の徳永菜公子(なおこ)さんと、スタッフ小林笛(ふえ)さんのふたりに迎えられ、ニセコスーパーマーケット&デリ(以下:デリ)へ。お洒落な店内を進むとチーズやパン、肉や新鮮野菜がケースに並び、海外のスーパーのような雰囲気です。
 
「お客様が自国で過ごすのと同様な快適さを、ひらふ滞在中に感じられるよう食材を揃えています」(徳永さん)。各国に名が知れるようになったNISEKOを一言でいうと、ニセコアンヌプリ山(1,308m)を取り巻く東西南北およそ10kmの山麓。そこに花園、ひらふ、東山、五色、昆布などの温泉群と、スキー場や宿泊施設など数々の魅力が点在する一大リゾート地。「地区は違っても外国のお客様には全てNISEKOという認識ですね」と小林さん。
 
 
 
 
外国人客の滞在中に必要な、食材やデリ(洋風惣菜)、雑貨品などの品揃えがお店の自慢。棚にないものは3日以内に手配します。デリが開店した2013年暮れのスノーシーズンには、食材を買う滞在客で長蛇の列に。冬のピークを過ぎても人気が続く店内では、流暢な英語とさわやかな笑顔で接客を行います。
 
 
 
 
 
 
小林さんと棚を巡ると、商品の大きさにびっくり!例えばオージービーフは1枚400gを超える塊。ほかにも七面鳥が1羽入った袋など、日本のスーパーでは見ない商品に驚きの連続です。
 
 
 
 

滞在1ヶ月はザラ。ひらふステイの魅力

「お客様の多くは雪を目当てに毎年冬に来る人や、冬をきっかけにNISEKOに魅せられ夏に再訪する人たち。国籍はオーストラリアやシンガポール、香港や東南アジアなど多彩です。ここ1、2年で北米やヨーロッパからのお客様も増えてきています」と話す徳永さん。
 
 
 
 
近年この地を訪れる人は香港やシンガポールを中心とする中華系の観光客で、オーストラリア人に次いで多く、年々増加しています。さらに急伸が見られるマレーシアやタイなど東南アジアからの来訪も多く、彼ら富裕層の多くは英語を話します。そのため、倶知安町一帯の観光で必要な言語は中国語より英語という土地柄なのです。ちなみに平均滞在は約1ヶ月、中には3ヶ月に及ぶ人もいて、なんとも羨ましい限り!
 
 
 
 
 
 
ひらふ一帯の歴史を少し遡ると、1970年代以降ニセコアンヌプリを活用した4つのスキー場が開発。一大リゾート地として国内外に知られるようになりました。国内ではバブル崩壊やホテル経営主体の移転やスキー人気の陰りもありますが、各国から人びとが訪れる限り、NISEKOは成長し続けるリゾート地なのです。
 
 
 
 

買い物客に聞いてみよう!

店内に話を戻し、ラム肉2kgと野菜、ビールとワインをこの日買った、コンドミニアム滞在者のクリスさんとジェイさんに、小林さんが声をかけて滞在の感想を聞いてみました。
 
 
 
 
「オーストラリアのゴールドコーストから2週間、仲間4人でヒラフのコンドミニアムに滞在しているよ。ゴルフやマウンテンバイク、登山などのアウトドアを満喫して、これからビールを片手に羊蹄山を眺めながらBBQさ!」と、笑顔で答えてくれました。
 
 
 
 
今度は女性のお客様に、ひらふステイでの様子を聞いてみました。「香港から1週間の家族旅行で、都会の喧噪から逃れて緑の中のんびりしにNISEKOに来ました。このお店はフレッシュハーブやシリアルなどの種類が豊富だし、なじみある商品が多くてありがたいです。ここは涼しくて最高!」(フィオナさん談)。
 
 
 
 
このように、ひらふに滞在する期間それぞれの国のスタイルで寛ぐことを尊重し、食を中心に生活する上で「ちょっと欲しい・あったら嬉しい」ものに対応できるお店がデリなのです。
 
 

秋への移ろいもNISEKOの魅力

冬だけでなく、恵まれた自然を使ったカヌーやラフティング、キャンプ、自転車、トレッキングなど、夏の終わりからや秋にも楽しみがあります。
 
 
 
 
近年はアウトドアや不動産業でビジネスを始める人もいて、倶知安やニセコで働く外国人は着実に増加中。外国人が所有する施設も増えたため、建物に「歌舞伎」や「魂」といった、ちょっと変わった名前がつけられている点もユニークです。
 
 
 
 
そこは日本にあって、日本ではない。
インターナショナルなリゾート地、倶知安町ひらふエリアを訪れる機会があったら、ぜひニセコスーパーマーケット&デリを覗いてみてください!
 
 
 
 

交通アクセス

※デリへの最寄りバス停は「ひらふ十字街」がありますが、便数が少ないので以下の交通手段をおすすめします
 
(1)マイカー/レンタカー(札幌市起点の場合)
札幌市内から国道230号で中山峠超え。喜茂別町の市街地で国道276号、倶知安町へ。倶知安町市街地から道道343号で約10km、15分弱。所要およそ2時間。343号線沿いにデリがあります
 
(2)タクシー
JR倶知安駅から道道343号で約10km、15分弱
・有限会社美空ハイヤー(JR倶知安駅前) TEL / 0136-22-1170
・倶知安ハイヤー有限会社(JR倶知安駅前) TEL / 0136-22-6000
 
(3)路線バス
JR倶知安駅から「ひらふ十字街」バス停(約25分:1日4便)
ニセコバス(倶知安線)時刻表
 
JR倶知安駅から「ひらふ十字街」バス停(約12分:1日2便)
道南バス(倶知安線)時刻表