変わる北斗市の“いま”を俯瞰!きじひき高原「パノラマ眺望台」

函館市の西隣に位置する人口4万8千のまち、北斗市。標高683mの木地挽山(きじひきやま)の中腹に広がる、きじひき高原のパノラマ眺望台からは、北斗周辺のいまと近未来を見ることができます。一体どんな展望が広がっているのでしょう!地元の人にガイドしていただきました。
 
函館市の中心部から車で約40分。国道227号線から右に入り、山腹を登り切ると北斗市と七飯町の境目、ここで感動の風景に出会えます。標高683m、きじひき高原のパノラマ眺望台です。眼下には米どころの大野平野や、駒ヶ岳、大沼、函館山までのパノラマが広がり、北斗市一帯で進む北海道新幹線の延伸工事が進むさまを、見ることができます。
 
 
 
 
今回は、北斗市経済部の村田貴一さんと、隣まちの函館商工会議所職員の永澤大樹さんが案内してくださいました。土地勘がなくてもナビつきのレンタカーがあれば、旅行者も難なく登れます。道中は公営の育成牧場で、肉牛が草を食むのんびりとした風景が広がっています。
 
 
 
 
 
 
「17時で閉鎖します」という旨を表示したゲートが、頂上近くにあります。その同じ場所に遭難防止を喚起する、割と過激な看板もあったりします。「この辺は、ヒグマが出てもおかしくないところです。道南は山菜採りの方の遭難事故も多いですし、ヒグマと遭遇するリスクも高いので、北斗市がやむなく設置したようです。旅行に来てこの看板をみたら、確かにギョッとするでしょうね」と、永澤さん。こうしたカルチャーショックも旅の醍醐味です。
 
高原の頂上は、引きも切らず人がくるような観光地とは違って、あるのは眺望台と駐車場とトイレのみ。ぽつりぽつりと人が来る以外、ほぼ貸切状態です。
 
 
 
 
先導する永澤さんを追って階段を上ると、眺望台。ここでは強い風に帽子を飛ばされないよう、特に注意が必要です。
 
 
 
 
 
 
眺望台からはありとあらゆるランドマークが見えます。標高1,131mの駒ヶ岳、大沼・小沼、米どころ大野平野、函館市街地の突端にある標高334mの函館山が。さらに津軽海峡を挟んで青森県の下北半島や、津軽半島までが目視可能。
 
「道南一帯では内浦湾の先に羊蹄山や有珠山、室蘭市のチキウ岬(地球岬)まで見えることもあり、さらにパノラマ感は2倍増し。ここは道南が火山帯であることを一望できるスポットなんですよ」と永澤さん。
 
 
 
 
さらに、いましか見られない風景としては、北海道新幹線の工事が進むさまを、眺望台の頂上からつぶさに見ることができます。これは仕事で新幹線の延伸に携わる永澤さんや、北斗市の産業誘致を進めている村田さんの熱意からくる、お薦めビューでもあります。
 
 
 
 
「新幹線の延伸に伴って、北斗市では新駅の駅前に一般商業用地を造成しました。私の仕事はそこにホテルや飲食店など、サービス業を中心に企業誘致を進めることです。駅前が整い、旅行者が滞在したり買物したりできるエリアができるように、市では地元と共に動いています」(村田さん)。
 
鉄道好きなら見ておきたい絶景!函館エリアが北海道の“玄関”となって、本州とつながる2016年3月は、もう間もなく。カウントダウンにある今夏、北斗市のいまを感じてみてはいかがでしょう!
 
 
 
 
※カーナビを利用する際は、以下の方法で目的地設定ができます
(1)マップコード=きじひき高原パノラマ眺望台「490 104 009*2」を登録
(2)電話番号=きじひき高原キャンプ場「0138-77-8381」を登録