ロングセラー!袋からそのままいただきます/美唄市「角屋のやきそば」

石狩平野のほぼ中心に位置する美唄市のソウルフード「角屋やきそば」が誕生したのは、昭和40年のこと。製麺業を営む「角屋」の創業者が、炭鉱マンの小腹を満たすおやつとして、「箸を使わず、汚れた手のままでも食べられるもの」というコンセプトで作りました。 それがいつしか、昼食や子どものおやつにと広がり、人気商品に。美唄出身で今の50代くらいまでの方なら、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。

 

 
その後、一時期は販売を中止していましたが、地元の人からの声に応え2005年に復刻。赤いパッケージのものがそれ。竹炭を使った黒と塩焼きそばの青は、ここ数年の間に新メニューとして開発された商品です。
 
ロングセラーの理由を、「時間が経ってものびないところでしょうか」と語ってくれたのは、代表取締役社長の高橋和美さん。「麺の太さと油の量のバランスがよかったのだと思います」。

 

 
製造は、大きな釜で自家製麺を茹で、味付けをし、パッキング、と極めてシンプルな工程。すべて手作業で行われています。
 
特筆すべきは、食べやすさをよく考えられているということ。
 
「紅ショウガや上の紙の部分が、ペリッときれいにはがれるのは、創業者のこだわり。糊の量を研究したようです」と高橋さん。
 
実際に開封して見ると、確かに簡単にはがれるうえ、空け口が汚くなることもありません。そして紅ショウガをやきそばの上に載せるのも面倒なし。麺は軽くもむだけで、するっとほどけました。
 
うん、これは食べやすい!
 
その仕様から、創業者の炭鉱マンを思う気持ちが伝わってきました。

 

 

「角屋のやきそば」の食べ方

①紅ショウガをクッと上に引く
 

 
②今度は紙を引く。これで紅ショウガもやきそばも封が開いた状態に
 

 
③麺を軽くもんで、紅ショウガを載せればできあがり!
 

 
あとはかぶりつくだけ!
 

 
味は、ほんのり甘めのソース風味。油っこさはありませんが、ボリューミーで1個でお腹いっぱいになります。日持ちがするので、お土産にも喜ばれそうですね。
 
創業者の愛がこもったオンリーワンやきそば、一度ご賞味ください。