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公開 | 孫田 二規子

海鳥の楽園、天売島で世界最大規模のウトウの繁殖地へ!

北海道、離島、海鳥、夏休み


北海道には「海鳥の楽園」と呼ばれる小島があります。それが日本海に浮かぶ周囲12kmの天売(てうり)島です。島には8種の海鳥が飛来し、その繁殖地は天然記念物に指定。中でもウトウの巣穴を間近に見られる赤岩展望台に行ってきました。
 
赤岩とは、海から直立した高さ48mの奇岩。海に突き出た赤岩展望台から、見下ろすことができます。
 
 
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▲まっすぐに切り立つ赤岩
 
 
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▲こちらが赤岩展望台。すごい場所にありますよね。風が強くてちょっぴりスリリングでした
 
 
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▲こんなすばらしい眺望が楽しめます
 
 
この界隈で見られるのが、世界最大規模という約60万羽の海鳥ウトウの巣穴。駐車場あたりから地面にボコボコと穴が開いていて、なかなかインパクトのある光景です。
 
 
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▲この穴が巣穴です!無数にありました
 
 
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▲こんなに間近に見られるんです。右手に持っているのは落ちていたウトウの羽根(と思われる黒い羽根)
 
 
ウトウは毎年5月~7月が繁殖期となり、この巣穴に戻って夫婦で子育てをします。夕方には空を埋め尽くすほどの数のウトウが餌をくわえて戻り、穴の中で待つヒナに与えるのだとか。
 
 
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ヒナが巣立ち8月に入れば親鳥の数も減り次第に姿を消すそうですが、それまでは毎夜、この帰巣シーンが見られるのが通例。餌をウミネコが奪還したりといろいろなドラマもあり、このウトウの帰巣を観察するバスツアーがあるほど圧巻の光景が繰り広げられるのだといいます。
 
当然、取材班もそのツアーに参加するつもりだったんですが、なんと今年はウトウがほとんど帰巣しないためツアーは中止しているとの前情報。実際、自力で足を運んで1~2時間粘りましたが、数羽のウトウがチラホラと現れただけでした。
 
 
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▲それでも見られたことに感激。奇跡的に写真も撮れました
 
 
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ゴールデンウィークには、雨雲かと思うほどのウトウの大群が夕空を埋めた日も何日もあったそう。地元の人の話をまとめると、今年は餌不足だったのか結果的に〝育児放棄〟の傾向もあったとか。
 
 
見られなかったのは残念でしたが相手は自然。こちらの思う通りの姿を見せてくれるとは限らないものです。
 
来年はうまく育てられますようにと祈って帰ってきました。
 
 

天売島とは?

羽幌から西北西へ約28km沖。焼尻島と並んで日本海に浮かぶ周囲12kmの小島。本道からは焼尻島より遠く高速船で60分、フェリーで90分の距離。60万羽ものウトウや絶滅危惧種のオロロン鳥など8種の海鳥が繁殖することから「天売島海鳥繁殖地」として天然記念物に指定。海鳥の楽園と呼ばれ、海鳥観察舎や観音崎展望台、赤岩展望台などから営巣の様子が見られる。
 

天売島のグルメ

なんといっても海の幸。夏は近海でとれたウニが名物。ほか、水ダコやカレイなどが味わえる。
 

天売島での移動手段

レンタサイクルやレンタカー、観光バスで。宿~フェリー港は送迎をしている宿もある。
 

羽幌町観光協会

 
 

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