知床羅臼でクジラを探して海上の自然散策

 
 
知床羅臼の沖合はクジラやイルカに出会える海。体長15m以上もあるオスのマッコウクジラが豪快に潜水する様子を眺めに、観光船でホエールウォッチングへ行ってきました。
 
 
 
 
自然相手のことなので100%見られるわけではありませんが、船長の長谷川さんが長年の漁業経験をもとにクジラやイルカが見えそうなポイントへ、その場その時に合せて巡ってくれます。
 
 
 
 
水鳥を眺めながら沖に向かって進み始めて早々です。
「おー、右手3時の方角にイシイルカの群れがいるぞー」
長谷川船長の声がマイクを通じて船内に響きました。
海面に波しぶきがサーッと立っていましたが、ほんの一瞬の出来事。写真間に合わず…。
 
写真を撮れなかった反省を活かし、カメラを片手にいつでも撮れる状態でスタンバイ。
「今度は2時の方角にいるぞ~、ありゃマッコウ(マッコウクジラ)だなー、ちょっと遠いなー。間に合うかな~行ってみよう」
ノリがよく軽妙な語り口で、広い大海原でどのあたりで見えているか教えてくれ、さらにクジラがいる方向へ船の進路を変えて進んでくれます。
 
 
 
 
クジラちゃん、いました!
ただ、着いたらすぐに…どぼーん!
 
 
 
 
「あ~、行っちゃったか。一度潜ると40分出てきませんからね。よし、次行くぞ」
クジラは潜水すると約40分出て来ないそうです。
 
長谷川船長の言葉を信じ、次の出会いに賭けます。
 
ゆらゆら、クジラがいそうな場所を目指して、船はゆっくり進みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
しばらくの間、みな海を眺めてじっくり探していました。
「11時の方角にマッコウらしきもの、見えます~!」
船のスタッフの声が響きました。
「お~し、よっしゃー、今行くぞぉ~!」
長谷川船長の元気良い声が聞こえると、船は全速力でクジラがいる方面へと向かっていきました。だいぶ近づいたところで減速してゆっくり静かに進みます。
 
すると…、いました!先ほどよりも近い距離です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クジラちゃん、目の前で見事なダイブを見せてくれました!
 
海には潜った跡が丸くくっきり。
 
 
 
 
このあともしばらく海を漂い探したものの、この日はこれでクジラとの遭遇はおしまいでした。
約2時間30分の船での海上散策。クジラやイルカのほか、シャチ、ミズナギドリの大群、そして背景には知床連山と対岸の国後島を眺められる、知床羅臼の動物探索クルーズです。
これらの動物が100%見られるわけではありませんが、長年の観測データをもとに時期ごと・動物ごとに見られる確率も船会社のホームページで公表されています。あくまで野生動物なので見ることができたらラッキー!という位の気持ちで。
 
 
 
 
知床羅臼でクジラを探して海上の自然散策、 皆さんが訪れる時にも出会えることをお祈りします!