
知床に湧く天然温泉の露天風呂と海の幸を楽しめる温泉宿、羅臼温泉の「ホテル峰の湯」。自然散策やホエールウォッチングなど、知床羅臼での観光の拠点にオススメです。

▲港町羅臼の街並。海をはさんだ対岸に国後(くなしり)島も見えます

▲羅臼岳をはじめ知床連山の麓の谷間に沿って羅臼温泉はあります
ホテル峰の湯は、羅臼の街中から車で5分程度。知床峠へと通じる知床横断道路沿いにあります。羅臼での観光にも便利な場所ですが、知床峠を超えた反対側にある知床五湖など知床ウトロ周辺での観光にも便利です。

▲3階建てのホテル。規模が大きすぎないので、館内の移動も楽チンです
お部屋は全部で29室。畳敷きの和室を中心に、部屋タイプはいくつかあります。畳敷きのお部屋では、温泉ホテルというよりも温泉旅館のような感覚で寛ぐことができます。

▲今回お邪魔したお部屋は和室の8畳間
お部屋のほかに、お食事処も「和」の雰囲気です。

▲1Fにある食事処「峰の茶屋」入口
夕食は食事処「峰の茶屋」で頂きます。相席ではなく、宿泊者ごとに個室で食事を頂きます。完全個室なので、周りの宿泊者の顔を気にせずゆったりリラックスしながら食事を楽しめます。

▲ふすまを開けると食事の用意がされていました。席につくと中居さんがほかの料理を順番に出してくれます
こちらはある日の夕食。

▲羅臼のホッケやスワイガニなどが登場
羅臼や周辺の食材を織り交ぜながら提供しているという夕食。別の日にはこんなメニューも。

▲卵がぎっしりついた羅臼のガサエビ。ホタテとともに「焼き」で頂きます
グレードアップや追加オーダーをすれば、メンメ(キンキ)の開きや毛ガニ、タラバガニ、ボタンエビやブドウエビなど、海の幸をさらに堪能することもできます。
温泉宿に泊まった時の一番のお楽しみは何といっても温泉!
ここホテル峰の湯の温泉は、源泉温度が約68度の天然温泉をひいています。お湯は一見透き通って見えますがうっすら白色、ほんのりと硫黄臭がする温泉です。

▲温泉の湧出口。ぱっと見は透明に見える湯ですが、流れ出る岩には温泉の白い成分がびっしりと
男女別で内風呂と露天風呂があります。露天風呂は広めなお湯船と小さめな湯船があります。源泉温度は高くても湯船の温度は熱すぎず心地よく、ゆったりと入浴できます。

▲露天風呂の外には緑が広がり、たまにエゾシカがすぐ近くまで訪れることもあるそうです
入浴は夜中でも可能。泊まっている間は何回でも入りたい放題です。
さらに、宿泊者の特権。宿泊してチェックアウトしたのち、宿泊者は午後の日帰り入浴時間に無料で入浴できます。泊まった後にトレッキングで汗を流した後や、ホエールウォッチングで潮風を浴びた後、温泉でキレイサッパリすることができます。
知床に湧く天然温泉と海の幸を堪能できる「ホテル峰の湯」。ここを拠点に知床羅臼の自然を満喫しませんか?
取材・文・撮影/北海道Likers フォトライター nobuカワシマ
http://www.no-1-travel.com
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