周囲12kmの小さな天売島をぐるっとひとまわり

 
 
日本海にぽっかりと浮かぶ周囲12kmの小島に行ってきました。札幌から車で約3時間の羽幌町で高速船に乗り60分。海鳥の楽園と呼ばれ、断崖に立つ展望台からの見晴らしが最高。そんな天売(てうり)島をぐるっとひとまわり!
 
天売島とは?
 
 
 
 
船で天売港に到着すると、日本では天売島にだけ繁殖する絶滅危惧種、オロロン鳥(ウミガラス)が出迎えてくれます。ちなみにこれ、同じものが、焼尻島と羽幌町(本道)にもあります。
 
 
では、ここからぐるっとひとまわりをスタートしましょう。
 
まずは車で10分ほどの、東海岸側にある集落にある郵便局へ。天売島上陸の証明書がもらえるんですよ!

 
 
 
集落を抜けてやや勾配のきつい坂を上っていると、焼尻島が見えました。いい景色です。
 
 
 
 
この先に、ウトウという鳥の繁殖地になっている赤岩展望台があります。
 
ウトウとこの繁殖地については別の記事で改めてご紹介しますが、海に突き出すように設置されていて、なかなかスリリングです。
 
 
 
 
赤岩展望台からの道のりはまだ上り坂。しばらく行くと、西海岸に海鳥観察舎があります。島で一番高い場所で、西海岸の断崖絶壁の始点にもあたります。
 
 
 
 
 
 
中に入ると50倍の望遠鏡があり、切り立った断崖に営巣するウミネコやケイマフリなど海鳥たちの姿が観察できます。繁殖期は4月~8月。タイミングが合えば、かわいいひな鳥が見られるかも。
 
繁殖地内に設置したカメラの映像など展示されていた資料によると、オロロン鳥の今年の最初のヒナの巣立ちは7月12日だったそうです。
 
 
 
 
 
 
1本道をさらに進んで、観音崎展望台へ。ここが百数十メートルに及ぶ断崖絶壁の終点。ウミネコの繁殖地で、みゃーみゃーという鳴き声が聞こえますよ!
 
 
 
 
 
 
楽しめるのは海の景色だけでなく、内陸には森林の中を散策できるフットパスもあります。木道やウッドチップで舗装されているので歩きやすく、BGMは絶え間なく響く野鳥のさえずりです。
 
 
 
 
 
 
以上、ぐるっとひとまわりはこれで終了です。
 
お隣の焼尻島とは船で15分~25分の距離ですが、島の趣は全く異なりました。どこかのどかな雰囲気の焼尻島に比べ、地形の高低差が激しく、日本海の荒波や海風によって作られた壮大な断崖絶壁のある天売島は、野生の厳しさや強さが感じられる島でした。そんな中で暮らす海鳥の姿には心打たれるものがあります。
 
ぜひ、両方の島を訪れてみてくださいね!
 
 
 
 

天売島とは?

羽幌から西北西へ約28km沖。焼尻島と並んで日本海に浮かぶ周囲12kmの小島。本道からは焼尻島より遠く高速船で60分、フェリーで90分の距離。60万羽ものウトウや絶滅危惧種のオロロン鳥など8種の海鳥が繁殖することから「天売島海鳥繁殖地」として天然記念物に指定。海鳥の楽園と呼ばれ、海鳥観察舎や観音崎展望台、赤岩展望台などから営巣の様子が見られる。
 

天売島のグルメ

なんといっても海の幸。夏は近海でとれたウニが名物。ほか、水ダコやカレイなどが味わえる。
 

天売島での移動手段

レンタサイクルやレンタカー、観光バスで。宿~フェリー港は送迎をしている宿もある。
 

羽幌町観光協会

http://www.haboro.tv
 
 

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