情熱の仕事人。ニセコの音楽シーンを熱く盛り上げる!「緒方秀二郎」

 
 
上質のパウダースノーを求め、国内外からスノーボーダー、スキーヤーが集まるニセコ。冬山に魅せられてこの地に留まり、ひらふをホームに音楽シーンをはじめ多方面で熱く活動する、緒方秀二郎さんをクローズアップ!
 
 
 
 

18年前、スノーボーダーとしてニセコへ

毎年各地のスキー場にこもってスノーボードに没頭し、大会を転戦。長野、新潟、山形と“北上”して、緒方さんがニセコへ来たのは今から18年前、23歳のときです。初めて滑って以来たちまち雪質とバックカントリーの虜になり、1シーズン毎日のように滑り続けました。
「ここに1年いてごらんよ」。周りからそう声をかけられ、ラフティングのガイド資格を取得。冬山だけではないニセコの自然を味わいました。
数年後、ケガのため選手としての活動を断念することに。しかし緒方さんは、この地を自分の居所にしようと決心。オフシーズンは道外で働き、冬はニセコの山に戻る生活を続けました。「この山にいれば、滑ることはできる。自然の中でいろんな遊びができる。人とのつながりもできていて、離れる理由がなかった」と振り返ります。
 
 

音楽でも地元を盛り上げたい

ボードに打ち込みながら飲食店に勤務してきた緒方さんは、ひらふ地区で様々な形態の店舗の出店をプロデュースしてきました。自身も「bar Moon」などを統括し、冬はクラブ「EDGE(エッジ)」を運営しています。
 
 
 
 
 
 
飲食シーンだけではなく、音楽でも地元を盛り上げようと尽力。「ニセコ・ひらふの地元の人、ここに集まってくる人たちに向けて、音楽を楽しんでもらえる場をつくりたかった」と緒方さん。
自らレゲエサウンドマン(DJ)を務め走りだし、全国を飛びまわってアーティストとのつながりをつくり、約10年かけてスピーカーを揃えサウンドシステムも構築。アーティストを招致し、オーガナイザーとしてレゲエを中心に数々のイベントやパーティーを主宰して、エリアの音楽シーンを盛り上げています。「いつか、ひらふで音楽フェスを開きたい」。シーンを牽引する緒方さんには、そんな目標もあります。
 
 
 
 
また、ラフティングガイドの顔も持つ緒方さんは、現在「NACニセコアドベンチャーセンター」専属のインストラクターとしても活動。ニセコの自然体験の魅力を伝えています。
 
 
 
 

次の世代に何か残せる仕事を

国際的なリゾート地として注目を集めているニセコには、海外から大勢の人が訪れています。緒方さんが来た当時からみると、ひらふ地区も大きく様変わりしました。
「23でこの山にきて、上の世代の人たちからいろんなことを教わり、楽しませてもらいました。いろいろ変わっていく中で、このまちの次の世代に自分は何を残せるか?そのことを常に考えています。この先も仕事で思いきりライドしますよ!」。語る言葉から緒方さんの熱いハートが伝わってきました。
 
 
 
 
最後に、今も冬は山へ行っているのか聞いてみました。「本数は多くないですが、滑っていますよ。たくさん雪が降って『明日は深いパウダースノーでいけるぞ!』っていうときはドキドキしますね。いいときに滑ることができる、ここに住んでいる人間が味わえる幸せです」。