旧小学校の工房から、長く使えるもの、ずっとうれしいものを。家具工房「旅する木」

「家族の物語を、家具という形にして届けたい」。手仕事にそんな思いを込め、木のオーダー家具やクラフトを作っている工房が、札幌の隣町・当別町東裏地区にあります。

 

 
田園風景の中に建つ廃校になった小学校、そこが、須田修司さんが家族で営む家具工房「旅する木」です。木造の体育館を工房に、校舎の中にはショールームやカフェ、木のおもちゃを揃えた木育の部屋があり、木工教室も開催。家族で遊びに行ける工房です。

 
 

 
長く使える良質な家具作り。その真ん中に家族を置いた、旅する木ならではのクラフトが乳歯入れ。奥様のアイデアから、娘さんのために作ったのが始まりだそうです。小さな穴には抜けた乳歯を歯の並び順に、大きな2つの穴にはへその緒と髪の毛を。蓋には名前や生年月日、手形・足形などを入れることができます。須田さんが教えてくれました。「これは、親が子どもに伝えたい思いを入れるためのものなんです。」

 

 
「椅子を贈ることは、その子の居場所を与えてあげること」。親が自分たちで木の椅子を作り、子どもにプレゼントしようという「Wood Start Chair」プランを実施しています。「Wood Start Chair」は、子どもの成長に合わせて脚先をカット。0歳から6年生くらいまで使うことができるそうです。旅する木の家具は、無農薬栽培による当別産亜麻の種から抽出した安全なオイルで仕上げます。

 

 
併設の「cafe工房 そよ風とつむじ風」では、卵・乳製品・白砂糖を使わず、奥様が手作りしたケーキを楽しむことができますよ。

 

 
ここから生まれた家具やクラフト。その温もり、やさしさに、触れてみてください。