2014年06月19日 | すすきのあき子

キャラに扮して洞爺湖に結集!「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ」

※この記事は2014年のものです。2015年の情報は下記サイトをご覧ください。
TOYAKO マンガ・アニメフェスタ2015
 

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日本のアニメいま世界の注目の的。6月の洞爺湖町で、お気に入りのキャラクターになりきったファンが集結するフェスタが開かれ、近年大人気なことをご存じでしょうか?!アニメファンでなくても楽しめる催しを、覗いてみましょう!
 
 

こんなトコを見る、ファンの視点!

G8サミットが2008(平成20)年に開かれたこともある、道南の洞爺湖町。新千歳空港から南西方向に約100kmにある洞爺湖町は、人口9千500、観光と農業漁業が主産業の町です。一体、なぜこの町でアニメのイベントが始まったのでしょう。きっかけは、「銀魂(ぎんたま)」というマンガの中にありました。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲北海道洞爺湖サミット記念館。ここの屋外も会場となりグッズの販売や痛車展示などで賑わいます
 
 
登場人物の坂田銀時が持つ木刀の柄(つか)に彫られた「銘:洞爺湖」に、ファンは着目。後にアニメ版となった「銀魂」には、挿入歌にも洞爺湖が登場したことから、7、8年前から若者が同じ木刀を買いに町を訪れるようになりました。温泉街にある土産店に全国からファンが来店する様子を見て、地元の人びとはアニメの力の凄さを知りました。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲洞爺湖をバックに、キャラクターになりきってポーズを決めるアニメファン
 
 

アニメの牽引力を活かそう!

2008年の洞爺湖サミットで注目を集めた洞爺湖町は、さらに洞爺湖温泉の開湯100年を2010(平成22)年に祝うべく、記念事業の企画を翌年に控えていました。その時「アニメで人を呼ぶことはできないか!」という発想が、地元で浮上したのです。
 
アニメ好きの町民はもとより観光協会や役場、旅館や商店、さらに版権を持つ制作会社などの理解と協力で実行委員会を結成。こうして開いたのが第1回TOYAKOマンガ・アニメフェスタ(以下:TMAF)で、2010(平成22)年6月に3,000人規模で開催されました。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲見ていて“痛々しい”さまからついた痛車も、いまや日本の文化!マンガやアニメキャラのフィルムを車体に貼って、オーナーは個性を表現します
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲第4回TMAF2013の痛車展示コーナー。前回は主催者発表で49,000人が来場
 
 
以来、町の6月のイベントとして定着。このように、地元洞爺湖町のアニメ好きが、まず自分達が楽しむために作ったのが、TMAFの始まりだったのです!今年は2014年6月21日(土)と22日(日)の2日間開催します。
 
 
photo5△TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲遊覧船やスワンボートが楽しめる、普段の洞爺湖畔
 
 

どちらがお客かわからない、TMAFファンとの楽しい関係

TMAFの草創期からこのイベントに関わる“仕掛け人”と、常連の“アニメファン”に会いに行き、お話を聞いてみました。
「ずばりTMAFならではの楽しさとは?」。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲TMAF仕掛け人のひとり、洞爺湖町役場の兼村憲三さん
 
 
「まず、お客様以上に自分達が楽しむ。これがTMAFのモットーです。草創期から規模が大きくなったいまも、どっちがお客様からわからないくらい、主催側も楽しんでいます」と、語ってくださったのは、TMAFスタッフで洞爺湖町役場に勤める兼村憲三さん。子供時代の昭和50年代、“戦隊モノ”のキャラになりきっていたアニメ世代です。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲洞爺湖温泉街ほか、町全体を使って楽しむ2日間
 
 
さらに、洞爺湖町では特にアニメ好きではない町民も巻き込み、地元のおもてなしマインドが近年高まっているようです。
「私は第1回からTMAFに学生と参加しています。洞爺湖町の方々は4年前、キャラに扮したファンを前に、驚きを隠せない様子だったことを印象深く覚えています」、と語るのは、北海道大学で独自の観点で観光学を研究する若手教授、山村高淑さん。「地元の方々は手探りの状態からファンと接し、回を重ねて彼らと馴染みになりました。今では商店の人や郵便局長さんも、TMAFに来るファンをコスプレ姿でお迎えするように。これには感動しましたね!」と熱心に語ります。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲TMAF2013では「進撃の巨人」の教官と兵士に扮した山村高淑教授(左)と博士課程の学生さん。今年は「機動戦士ガンダム」のジオン軍の面々に扮して参戦します!
 
 
洞爺湖町ならではのよさ、それは、コスプレイヤーが出歩ける範囲の広さにあります。コスプレで出歩くことを禁じるゾーンの設定は、本州のイベントでは普通のこと。洞爺湖町では温泉街がまるまるコスプレOKで、飲食店やホテルにもそのまま入ることができます。この“ゆるさ”をベースに、運営スタッフが楽しむ姿や、声優との距離の近さに、TMAFのよさがあるようです。あの人気声優、神谷明氏が洞爺湖の雰囲気を気に入り、第1回から連続参加していることからも、洞爺湖での楽しさがうかがえます。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲思い思いの衣装でキャラを表現したコスプレイヤー
 
 
山村さんはコンテンツツーリズムという研究領域で、この交流現象を追っています。
「TMAFに訪れるファンの皆さんは本当にマナーが良いんですね。それはきっと、アニメ好きが集える洞爺湖という“場”を大切にしたいファンの想いと、それを温かく、そして熱く受け入れる地域の皆さんの想いがシンクロして、TMAFの“文化”となったからではないでしょうか」(山村さん)。
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
▲「進撃の巨人」のキャラクターに扮したファン20余名、圧巻です!
 
 
そんなワクワクを語ってくれた2人が熱狂するTOYAKOマンガ・アニメフェスタ2014。今回はアニメ「おじゃる丸」の大地丙太郎監督が来場し、神谷明氏とのコラボが実現!また「ワンピース」、「ソニックX」、「名探偵コナン」の声優3人によるオフラインミーティング、さらにアニメのセル画展示や、TMAFオリジナル演劇などイベントが盛りだくさん。
若者も、子育て世代も、育孫世代も皆で楽しめる洞爺湖の2日間は、6月21日(土)と22日(日)。興味のある方、気になる方は、ぜひ洞爺湖に足を運んでみませんか!
 
 
TOYAKOマンガ・アニメフェスタ TMAF 洞爺湖町
 
 
 
※カーナビを利用する際は、施設名「洞爺湖温泉観光協会」または同協会の電話番号「0142-75-2446」で目的地設定ができます
 
※臨時駐車場は、計3ヶ所あります(無料)。当日の道路状況に応じて係員の指示に従い、混雑緩和にご協力ください
 
※最寄りのJR駅は、洞爺駅(洞爺湖温泉まで車で10分、約6km)です。洞爺湖温泉に行く路線バスは、室蘭駅発や近郊の市町からも30分に1本程度であります。それらのバスは洞爺駅前を通って洞爺湖温泉街に到着します。時刻は道南バスをご覧ください
 
 

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