桜風味のスイーツも!松前町「御菓子 北洋堂」

桜の季節以外にも、寺町や松前藩屋敷にアワビにマグロと、観光の楽しみはたくさん。そんな松前町に行ったなら、ぜひ立ち寄りたいのが「御菓子 北洋堂」。松前町のメインストリートである城下通りに立つお菓子屋さんです。
 
 
 
 
2大人気商品のひとつは、松前城を摸した「お城もなか」。ちゃんと石垣の部分に「松前城」と入っていて芸が細かい!粒あんとゴマあんの2種あり、どちらも上質でさっぱりとした甘さです。
 
 
 
 
そしてもうひとつは「純生桜ロール」。卵をたっぷり使ったふわふわの桜色の生地で、桜風味の生クリームと桜葉入りプリンをロール。ピンクとグリーンの組み合わせがいかにも桜をイメージさせ、さわやかですね。
 
 
 
 
他にも桜の葉を使った桜風味のゆべし「さくら美人」や、毎日売り切れ必至の「べこ餅」、そして、なめらかなこしあんを牛皮で包み表面に落雁(らくがん)のそぼろをあしらった「うばたま」など、オリジナリティ豊かなお菓子がズラリと並びます。
 
 
 
 
 
 
ちなみにこの「うばたま」、なんとそっくりなお菓子が青森にあるとか!?
 
「そこでは〝はなつかみ〟と呼ばれているようなんです。私はそんなことは知らず、店にあったレシピを再現しただけなんですが、青森からいらっしゃったお客さんが教えてくれました」と語るのは、4代目の木田一さん。
 
 
 
 
同店は弁天地区という、こことは違う場所で営業していた頃から数えると、今年で創業77年の老舗。「うばたま」はその昔から残っているレシピなのだとか。
 
そして実は初代は漁師だといい、その傍ら、お菓子を作っていたというからユニーク!「初代は、松前で最初に漁船と発電機を使ってイカ釣りをした男で、チャレンジ精神が旺盛だったようです」。
 
 
 
 
現在は誰も漁師をしておらず、奥さんや息子さんなど家族で店を切り盛り。
 
「あんは生き物、鮮度が命。新鮮なうちに味わって欲しいから、必要な分だけ作って使い切るようにしています。息子にもよくそう言って聞かせているんですよ」と木田さん。
 
松前に行った時には、ぜひその味を確かめてみてください。