鶏のモツを串で?全国にもファン多し!美唄焼き鳥

北海道には、随所で炭火焼き鳥のい~い香りが漂っている町がある!? 札幌から旭川方面に車で1時間30分の美唄(びばい)市は焼き鳥がソウルフード。しかもモツが串に刺さっているとか!?
 
 
 
 
美唄焼き鳥が誕生したのは、戦後まもない昭和20年代。
 
それまでの焼き鳥は精肉のみでしたが、美唄市内で飲食店を経営していた三船福太郎氏が、卵を産まなくなった廃鶏を安く仕入れ、1羽すべてを使い切るつもりでモツも串に刺したのが始まりだと言われています。
 
 
 
 
「つまり美唄焼き鳥とはモツ串のこと。上からモモ肉、道産タマネギ、モツ、道産タマネギ、皮という順番で串に刺さっているのがオーソドックスなスタイル。モツの部分はレバー、ハツ、スナギモ、キンカンなど串によって違うので、大体5本くらい食べると全部位を制覇できるのじゃないかと言われています」と教えてくれたのは、美唄市経済部商工観光課の佐藤政直さん。
 
 
 
 
美唄市では現在、三船の味を引き継ぐ「味心 三船」を含め「福よし」など12軒の焼き鳥店が営業中。メニューは原則、前述のモツとせい(ムネ肉)の2種類。中にはそばを置いている店もあり、こちらはモツを入れて食べます。飲んだあとの締めにぴったりですよ。
 
 
 
 
美唄焼き鳥はほとんどが炭焼きで、味付けは塩、コショウオンリー。モツは臭みをとるため、そして柔らかさを均一にするため一旦、茹でています。
 
若鶏ではないのでギュギュッと程よい固さがあって、噛むほどに旨みがジュワーッ。おいしいんですよ!
 
 
 
 
地元では家で祝い事や集まりがある時のごちそうでもあり、かくいうFUKKOの旦那の実家(美唄の隣の市)でも、クリスマスに大量に美唄焼き鳥を買い込んでいるのを見たことがあります。そう「モツ30本、せい20本」など一度にたくさんお持ち帰りするのもカルチャーのひとつ。昔は今よりもっと、農家が多かったからでしょうかね。
 
今回、写真を撮らせてもらった「やきとりのたつみ」は、毎朝、鶏をさばいているため新鮮な味わいが楽しめるお店です。
 
 
 
 
食べたくなってきたでしょ? 美唄方面におでかけの時は、ぜひお立ち寄りください!
 
 
 
 
取材協力:やきとりのたつみ