空から見る札幌の魅力「写真展:札幌夜景空撮 The night view from the sky」

「宝石をちりばめたような」ともいわれる札幌の夜景。現在、JR札幌駅西コンコース内の北海道さっぽろ「食と観光」情報館PRスペースにて、空から見た札幌の夜景空撮写真の展示会が開催されています。撮影したのは札幌在住の写真家KEN五島さん。空から見た札幌の夜景の魅力とは。



 
五島さんは1974年愛知県名古屋市生まれ。4歳から27歳までを東京で過ごし、1999年、バイクツーリングで訪れた夕張の旧産炭地の風景との出会いがきっかけで、炭鉱遺産の撮影を始めたそうです。2001年に東京から札幌へ拠点を移し、空知を中心とした道内およびドイツなどの炭鉱遺産の撮影を行い、札幌や東京で写真展を開催。2010年には約10年の集大成として写真集『北海道炭鉱遺産(アスペクト刊)』を出版しました。現在は札幌を中心とした道内の建築撮影業務を中心に、夜景空撮・炭鉱遺産などの作家活動を行っています。以前に北海道Likersでご紹介した中山眞琴さんの作品も撮影されているとのことです。
 
 
 
 
 
 
北海道Likersで紹介した中山眞琴さんの記事はこちら↓
情熱の仕事人。「幸せ」をつくる北海道の建築家、「中山眞琴」
 
 
五島さんが初めて札幌の夜景の空撮を行ったのは2008年のクリスマスイブ。札幌の冬の風物詩であるホワイトイルミネーションを「人が撮っていない視点から撮ってみたい」と思ったことがきっかけで、光り輝く大通公園が強く印象に残ったそう。撮影は札幌市内の丘珠空港からセスナ機をチャーターし、一回の撮影時間は30分程度。以前は難しかった夜景の細部の表現も、最近のデジタル一眼レフの劇的な進化により美しい描写が可能になってきており、夜景撮影の魅力もさらに増してきているとのこと。
 
 
 
 
 
 
札幌の夜景の魅力についてたずねたところ、「光輝く都心部とその周囲に広がる真っ暗な山々との対比、市内を流れる蛇行した川など地形の変化が面白く、それらがコンパクトにまとまっていること」、そして、「それでいながら、道が一直線なので、ぐっと奥行きや広がりが表現できるところ」と五島さん。整然とした街並みと自然との距離の近さ、これも札幌のひとつの魅力といえるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
現在開催中の写真展では、これまでに撮影された約700枚の夜景空撮作品の中からよりすぐりの9点がB0、B1サイズといった非常に大きなサイズで展示されています。このサイズにした理由は「街が大きいから、プリントサイズが大きい方が臨場感が出るため」。これだけの大きさでありながら細部まで表現された夜景写真に、多くの方が足をとめて見入っていました。
 
 

写真展「札幌夜景空撮 The night view from the sky」

●開催日 / 2014年4月22日(火)~5月31日(土)
●開催時間 / 8:30~20:00
●入場料 / 無料
●場所 / JR札幌駅西口コンコース内 北海道さっぽろ「食と観光」情報館
●主催 / 一般社団法人札幌観光協会