東京のアンテナショップ一大集積地になっている銀座エリア。中でも有楽町の交通会館1階にある「北海道どさんこプラザ有楽町店」は、先駆的存在です。首都圏在住者にとっては、多くの北海道産品を見ているだけで、北海道に行った気分になります。今の人気商品を紹介しちゃいます!

▲北海道どさんこプラザ有楽町店。取材した日は平日にもかかわらず客足が絶えない
アンテナショップの王者の貫録!
1999年に開店し、都内のアンテナショップの中でも売り上げNo.1をキープするアンテナショップ界の横綱「北海道どさんこプラザ有楽町店」。常時1,100品目の品揃えで、銀座のショッピング帰りの主婦から、ビジネスパーソンまで、幅広い客層に親しまれています。在京道産子や旅行で行ってきたなど、北海道となんらかの縁があるお客さんが多いとか。

▲物産販売はもちろん、コロッケやザンギ(北海道の鶏のから揚げ)の販売も。夕食の惣菜に買い求める主婦の方もいます
道産品の展示紹介、市場調査を目的として対面販売する「マーケティング・サポート催事」も毎日開催されています。生産者が直接販売するので、「生産者の生の声が聴けて、試食も出来る!」とお客さんにも人気です。

▲この日は、室蘭の「もち雪しゅうまい」を対面販売していました
北海道どさんこプラザの売れ筋ランキング!
それでは、ここで、北海道どさんこプラザ有楽町店、売り上げベスト3を発表!!
第3位はこちら!
厚岸町の「炭焼きさんま丼」です!

▲厚岸町の「炭焼きさんま丼」
お手ごろ価格で、北海道を味わえることが人気の理由の一つ。道内ではお土産としても人気が高いそうです。
そして第2位はこちら!
看板商品「ソフトクリーム」!

▲北海道どさんこプラザ有楽町店の看板商品「ソフトクリーム」
乳製品99.6%、甘みを一般のソフトクリームの半分(7%)に抑えているので、牛乳本来の旨みが味わえる「ザ・北海道」な味。後味もスッキリしています。この日、案内してくれたアシスタントセールスマネージャーの金子朋広さんによると、土日は券売機の前に行列が出来るそう。

▲金子朋広さん。札幌出身。有楽町での勤務はもうすぐ丸4年
では、いよいよ売り上げ第1位を発表!!
ロイズコンフェクトの「ポテトチップチョコレート」です!!

▲しょっぱいのと甘いのが融合した逸品!
言わずと知れたロイズのロングセラー商品。昨年度は22,500個が販売されました。
まだ人気が出る前の道産品を発掘できるかも!
店内のほぼ中央、レジ向かいの一角に「ルーキーズステージ」というエリアがあります。これは、新商品を3ヶ月間販売し、売り上げ好調な商品はさらに3ヶ月間延長するという、定番商品への登竜門的なテスト販売制度です。冷蔵陳列ケース側面には常に売り上げランキングが記されています。まだ有名になっていない逸品を発掘するにはもってこいです。

▲ルーキーズステージエリア。このエリアだけで、常に約100品目が並んでいます
今、ルーキーズステージで人気No.1は、函館の「焼き丸干しいか」。いかのわたを取らずに干しているので、塩辛などの魚介独特の磯の味が好きな人にはたまらないおつまみです。

▲筆者は一人でぺロッと平らげてしまった函館の「焼き丸干しいか」
そして、こちら「そば粉ガレットミックス」は、前回のルーキーズステージで好評だったため、引き続き販売されている商品です。卵と水を混ぜるだけで、ガレットが作れるとあって、特に、主婦や女性に大人気です。

▲「そば粉ガレットミックス」。北海道産のそば粉100%使用。昨今、ブームのガレットを簡単に作ることが出来ます
4月16日(水)から5月6日(火)まで「春の感謝祭2014」が開催中です。お店新登場のものから、定番商品まで大集合です。

▲石狩市 佐藤水産「鮭のルイベ漬」。ご飯にも、おつまみにも

▲北海道土産の大定番。帯広市 六花亭「マルセイバターサンド」
六花亭「マルセイバターサンド」は、通常、北海道どさんこプラザ有楽町店では販売されていません。こういったフェアがないと、道外では買えません。フェアでは常に人気がある定番商品で、なんと、年間売り上げの第2位にランクインしています。今回は4月23日から5月6日までの期間限定販売です。
実は池袋にも北海道どさんこプラザがあります。都内の城北地域に住んでいる人にとっては池袋店の方がアクセスが楽かもしれません。

▲北海道どさんこプラザ池袋店。池袋ショッピングパーク(ISP)北館地下1階にあります
数々の道産品が揃う首都圏の北海道アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」で、北海道へのプチトリップを楽しんでみてはいかがですか?
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写真提供/北海道どさんこプラザ有楽町店
取材・文・撮影/北海道Likers フォトライター Akiko
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