旭川は塩ホルモン発祥の地!「栗の木」

皆さんの街では、ホルモン焼きはどんな風に食べるのがポピュラーですか?そのまま焼いてタレを付ける、味噌や醤油ベースで味付など、おいしい食べ方はいろいろあります。
そんな中にある「塩ホルモン」は、実は北海道旭川が発祥地と言われています。
 
 
 
 
旭川市内にホルモン屋はいくつもありますが、今回北海道Likersがおじゃましたのは、1994年創業の「栗の木」。代表の栗﨑克泰さんに、旭川の塩ホルモンと「栗の木」のおいしさの秘密、聞いてきました!
 
 

養豚が盛んな上川エリアは、昔からホルモン人口が高かった?

北海道地図のちょうど真ん中あたりに旭川はあります。その旭川を中心に、南北に細長いエリアを上川と言います。上川エリアは養豚が盛んで、昔から豚の内臓、つまりホルモンが流通していたそうです。なので、ホルモンといえば基本は豚。「このあたりは、昔からホルモン人口が高かったと聞いています」と話してくれたのは栗﨑さん。
 
 
 
 
旭川駅前にあったホルモン屋が、豚の大腸を塩味で出していたのが人気で、それが定着して旭川市内に塩ホルモンが広がったそうです。
 
 

ラーメンスープをつくっていた時のアクシデントから生まれた味

塩ホルモンと言っても、単純に塩をふって焼くだけではありません。「栗の木」のポイントはスープ。栗﨑さんにうかがったところ、元々はラーメン屋を始める予定で、ある時スープをつくっていたら、間違って棚の上にあったいろいろなスパイスをスープの中に落としてしまったそうです。そこにたまたまホルモンがあり、スープを捨てるのももったいので、そのスープに漬けて焼いてみたら、これが想像以上においしかった!予定していたラーメン屋は、ホルモン屋に方向転換し、今に至ります。
「牛と豚の骨スープがベースで、それに岩塩など7種類のスパイスを加えてオリジナルの塩だれをつくります。その塩だれをホルモンにからめて味付けしたものを提供しています」と栗﨑さん。
 
 
 
 
「栗の木」では、オーダーを受けてからホルモンに味付けをします。それは、食べるギリギリまで食材の鮮度を保ち、素材そのものの味も楽しんでもらいたいから。「ホルモンは淡白ですが、塩だれにすることで食感や脂の旨みがいっそう楽しめます。1gの塩加減で、味は全く変わる。うちの店では、家庭ではできない、手間をかけた味を楽しんでもらいたいです」(栗﨑さん談)。
 
 

旭川に行ったら、塩ホルモンを食すべし!

それでは、7種類のスパイスを使ったオリジナル塩だれで味付けした「栗の木」自慢のホルモンタイム!
 
 
 
 
七輪は、真ん中が500~800℃、その周りが200℃くらいの温度があり、ホルモンは200℃くらいで焼くのが実はおいしいそうです。なので、七輪の真ん中ではなく、周りに輪を描くようにホルモンを並べます。
 
 
 
 
そして、一般的な肉は動かさずに焼いてサッとひっくり返すのが良いと言いますが、ホルモンはまんべんなく、マメにひっくり返して焼くのがコツ。少々時間はかかりますが、焼いているうちに炭の香りが浸みこみ、それもおいしいスパイスになるそうです。
 
 
 
 
ホルモンは噛み切れないイメージがありますが、新鮮なホルモンは全くそんなことはありません。歯ごたえがいい!そして、旨みがあり、スパイシーだけどちょっと甘味もある塩だれがホルモンにからんで、いくらでも食べられそう!
旅行やビジネスで旭川に行ったら、ぜひ旭川発祥の塩ホルモンを食べてみてくださいね。