体験教室でカーリングをもっと身近に~オリンピック代表小笠原歩選手の想い

2014年4月5日、札幌市豊平区の通年型カーリング専用施設「どうぎんカーリングスタジアム」で、北海道新聞社「道新ぶんぶんクラブ」主催の「親子カーリング教室」が開かれました。
このスタジアムは国際大会も可能という本格的な施設で、オリンピック選手が練習にも使うこともあります。その一方、一般向けに無料カーリング体験を開くなど、誰でも気軽に利用できます。
 
 

道新ぶんぶんクラブ 親子カーリング教室、スタート

まずは最初にカーリングのルール説明などを学びます。
 
 
 
 
座学の後はリンクに出て、札幌カーリング協会の講師の皆さんに基礎を教えてもらいながら実践。最後にミニゲームをしました。
 
 
 
 
ゆるキャラの「つきまる君(札幌カーリング協会)」、「ぶんちゃん(北海道新聞社)」、「リボンちゃん(ポッカサッポロ)」も登場し、お子さんたちは大喜びでした。
 
 
 
 
そして、特別ゲストにこの方が登場!
 
2014年ソチオリンピックでカーリング女子日本代表として参加した、小笠原歩 選手(北海道銀行フォルティウス所属)です。
小笠原さんをはじめ北海道銀行フォルティウスの皆さんは、忙しいスケジュールの合間を縫って選手が交替で北海道でのカーリング普及活動を行っています。
 
 
 
 
今回なんと、北海道Likersのために、ほんの少しだけお時間を頂きカーリング普及活動への想いを語って頂きました!
 
 

オリンピック カーリング女子日本代表 小笠原歩選手 × 北海道Likers編集部

 
 
北海道Likers編集部(以下、編):日々練習もして試合もして、ご家庭もある中、こうした活動をするのはとても大変なことだと思います。
 
小笠原さん(以下、小):シーズンの合間など時間に余裕がある時になってしまいますが、なるべく出たいと思っています。なにより、札幌カーリング協会の皆さんがしっかりやって下さっているので大丈夫です。
 
編:普及活動をする一番の想いや原点はどんな点でしょうか?
 
小:カーリングを見て触れて、身近に感じてもらいたいのです。テレビの中の世界ではなく、日常で身近に触れられるものだと。特に今はソチオリンピックが終わって間もないのでカーリングを広める一番いい時期、絶好の機会だと思っています。
 
編:確かに、オリンピックの記憶も新しいので注目されやすい環境ですよね。これをきっかけに、今回の参加者の中から8年後12年後に活躍する人が出るかもしれませんね。今まで見てこられた中で、この子は素質あると感じるような時もありますか?
 
小:この子スジがある、ってパッと見てわかることもありますよ。たとえばストーンを投げる時、きちんと蹴っている、とか。
 
編:蹴る?どういうことですか?
 
小:ストーンをハウス(丸い中心)に向かって腕の力で投げるのではなく、足で蹴る力の強弱で投げるんです。それと、真ん中に投げようとしてはダメなんです。たとえばゴルフと一緒です。ゴルフがホールに向かって打つのではなく芝の目を見て打つように、カーリングはハウスに向かって投げるのではなく、氷の目を見て目標の場所へ向かって投げます。上手い子だと、スーッと曲がりつつ目標の場所へストーンがいくんですよ~。
 
 
 
 
編:ほぉー!わかりやすいたとえですね、ありがとうございます。では、今まで参加された方々でカーリング体験をして変わった、と感じたことはありますか?
 
小:はい!よくあります。面白かったと言って次にまた通ってきた子もいますし、中には自分たちでチームを作って大会に出ている子たちもいます。やはり体験すると、またやりたい、楽しみたいって感じるのだと思います。
 
編:チームを作る子もいるのですか、体験がきっかけでカーリングを本格的に始めるということは嬉しいですね。
 
 
 
 
編:では、普及活動を通じてこの先こうなればいいな、という理想はありますか?
 
小:カーリングがもっと身近になればと思います。どの学校でも体育の授業で取り入れるようになればいいなって。札幌などでは、スキーの授業はありますよね。カーリングはスキーのように道具揃えるのにお金かかることないんですよー。雨でも雪でも吹雪でもできますし。学校でもやればいいのに~、ぜひ授業でやってほしいです!
 
編:カーリング場がある地域だったらできますよね!
 
小:そうなんです!ここ(札幌)や名寄、帯広など、北海道内にいくつか所があるのでゼンゼンできます!!今まで体験して面白くなかったと言う人はいません。またやりたいって、120%思います!
 
編:120%なんですね!ホント、そういう世の中に近づくようになると思いますし、願っています!それでは最後に、北海道Likersを読んでいる方々に向かって一言頂けますか?
 
小:テレビで見るのと自分がやるのではゼンゼン違って、見た目簡単そうでもやるとスポーツだなと感じます。でも、ぜひ体験して醍醐味を感じてもらいたいです。観光で来た方でも気軽に体験できますし、夏でも涼しいですし、北海道らしいスポーツです。隣のレーンで私、練習しているかもしれませんけどね。
 
編:練習されている場面に遭遇するかもしれないのですね、とても身近に感じてしまいました。お忙しい中どうもありがとうございました。
 
 

道新ぶんぶんクラブ 親子カーリング教室を終えて

講習とリンクでの実践が終わると最後は記念撮影。もちろん中心は小笠原さん。
 
 
 
 
実際にやってみて楽しさを覚え、さらにオリンピック選手のオーラに刺激を受け、参加者は、カーリングの魅力に気づいたことでしょう。
帰り際に参加者にはお土産が配られました。中身は、キレートレモンCファイン、リボンナポリン、ぶんちゃんバッジ、レモンのチカラBOOK。
 
 
 
 
お土産を片手に、参加者はみな笑顔でリンクを後にしていきました。
「カーリングをもっと身近に」という言葉のとおり、後日またこのスタジアムへ足を運ぶ子がきっといるはず、と確信しました。
 
皆さんも一度カーリング場へ足を運んでみませんか?誰でも利用できます。また、この先体験教室やイベントが開かれる時にはぜひチャレンジを! 
 
 
 
北海道Likersで紹介したカーリング関連記事はこちら↓
ソチを目指すのは、今からでも遅くない!?『どうぎんカーリングスタジアム』
 
※この記事で記載がある札幌市主催の無料体験は2014年3月で終了しています。2014年4月以降はどうぎんカーリングスタジアムのホームページにて開催時に情報がアップされます。