なまらかっこいいです! 女子硬式野球チーム「ホーネッツ・レディース」

高校や大学、クラブなどで女子硬式野球チームが増えていますが、北海道にもちゃんとありますよ!シーズン開幕ホヤホヤ、札幌を拠点に活躍しているクラブチーム「ホーネッツ・レディース」の練習にお邪魔してきました。〝かっこかわいい〟女子たちを紹介します!
 
 
 
 
少し前の時代まで硬式野球は男性のスポーツという印象でしたが、今は違います。学校やクラブでチームが次第に増え、2005年に日本女子野球協会が「第一回全日本女子硬式野球選手権大会」を開催。
 
それに合わせて結成されたのが、「ホーネッツ・レディース」。当時、軟式野球をしていた4人の選手が中心となってチームメイトを集めたといい、前記の大会と、前記の大会成績上位のクラブチームが出場権を獲得できる全日本女子硬式クラブ野球選手権大会(2006年より開催)の、二大会に毎年出場しています。
 
ちなみに、全日本女子硬式野球選手権大会はクラブチームのみならず、高校や大学の女子野球部などアマチュアの女子硬式野球チームすべてが参加する、女子硬式野球界における最も大きな大会です。
 
 
 
 
「ホーネッツ・レディース」の選手は10代を中心に、学生から社会人まで合わせて20人前後。毎週土、日曜と木曜夜に練習を行っており、札幌だけでなく恵庭や滝川、倶知安や登別など遠方から通ってくるメンバーもいるそう。
 
 
 
 
練習は1回3時間前後。「もっと早く走れ~!」「はい!」「もうひと踏ん張りだ!」なんて、威勢のいいかけ声が行き交う中、キャッチボール、ランニング、バッティング、守備…と順々に練習を進めていくのですが、その姿のかっこいいことといったら! とても〝男前〟です。
 
「実際、男性と変わらない練習をしていますから、きついと思いますよ」と不敵な笑みを浮かべるのは高橋一彦監督。「一般的にクラブチームは、レクリエーション目的か、勝負にこだわるタイプかにわかれるのですが、我がチームは断然後者。競技として取り組み、勝つ喜び、負ける悔しさをみんなで味わっています」。
 
 
 
 
結成1年目は人数が足りず、助っ人を頼んでの全日本女子硬式野球選手権大会出場でしたが、3年目の2007年には自前の選手で戦い銅メダルを獲得。以降、同大会には毎年参加を続け、2013年7月には、北海道初の女子硬式野球公式大会『スイートデコレーションカップ「第1回女子硬式野球北海道大会」』を主催、参加しました。
 
 
 
 
ここで、練習中の選手に声をかけてみましょう。
 
まずは、ブルペンで100球ほどの球を投げていた、ピッチャーの加藤美空さん。 ピッチャーを目指した動機はなんですか?
 
「かっこいいからです! どうせやるならピッチャーがよかった」。
 
 
 
 
そんな加藤さんの〝女房役〟を務めていたのは、田川彩香さん。
 
「去年の夏に監督から〝やってみるか〟と言われてマスクをかぶりました。キャッチャーの先輩に憧れていたので嬉しかったです! 守備の要ですから、頭使って頑張ります!」
 
 
 
 
 
お次は、サードの岩倉こずえさんとピッチャーの小原美南さん。
 
「兄の影響で野球を始めて15年になります。冬の間は体力トレーニングが中心なので、キツイ時もありますが、基本的に楽しいです!」(岩倉さん)
 
「野球歴は2年目。ピッチャーとして試合に出て勝つのが、今の目標です」(小原さん)
 
 
 
 
かつて、北海道の社会人野球の名門「大昭和製紙北海道」や「JR北海道」の野球部で活躍し、全国大会にも何度も出場している名投手、加藤宗之コーチは、ホーネッツ・レディースの強みについて、こう語ってくれました。
 
「とにかくみんな、のびのびと一生懸命取り組んでいる。そこがチームのいいところだと思います」
 
 
 
 
そしてチーム最年長、内野手の金由紀子さんは、なんと、日本代表チームのメンバー。2年に一度開催される女子野球ワールドカップに、日本初出場の2006年より連続出場。キャプテンとして勝利に貢献した年もあれば、2012年にはファーストとして大会最多打点を記録。3連覇を達成しています。
 
「今年の目標は4連覇! 強くなるには、練習をたくさんすることです」
 
 
 
 
チームは今年で結成10年目。目標は、「創部当初より掲げている、〝女子野球日本一〟です。8月の全日本女子硬式野球選手権大会、そして10月の全日本女子硬式クラブ野球選手権大会での優勝を目指します」と高橋監督。
 
 
1年の半分は雪に閉ざされ、満足のいく練習のできない北海道ですが、志しは高く!
 
全国のみなさん、どこかの大会で見かけた時には応援してくださいね!
 
 
 

 
■ホーネッツ・レディース
http://hornets.jp/hornets-ladies/