小樽の小学生は、ランドセルではなく「ナップランド」で入学式

間もなく新入学の季節です。全国のピカピカの1年生は、ランドセルの用意はできましたか?そして、小樽で小学校入学を控えたご家族、ご親戚の皆さん!ナップランドの用意はできましたか?そうです、あのバッグのムラタのナップランドです!
小樽市内の小学生のほとんどが、ランドセルではなく、このナップランドを背負って通学しているって、ご存知でしたか?
 
 
 
 

ナップランドは、小樽の小学生の必需品。

ナップランドは、小樽市にあるバッグのムラタオリジナルのバッグ。代表の村田達哉さんに、その由来をうかがったところ、誕生したのは昭和45年。小樽市内の小学校の先生が、先代社長のところに来て「小樽は坂が多く、そして雪も多い。子供たちに、もっと軽いランドセルはないだろうか」と相談を持ち掛けたのがきっかけだそうです。
 
 
 
 
そして、先代社長がメーカーと試行錯誤を繰り返し誕生したのが、このナップランドでした。「ナップランドというネーミングは、軽いナップサックとランドセルを合わせた造語です」と代表の村田さん。
 

軽い、丈夫、使いやすい!坂道の多い小樽では、本当に重宝します 

発売当初は、赤と紺の2色だけでしたが、今は単色、コンビ合わせて10種類のカラーバリエーションが揃っています。生地はナイロンで、重さは約660g。一般的な革のランドセルと比べると、断然軽い!
 
 
 
 
生地はナイロン、撥水加工がされているので雪が降っても安心。A4のファイルがすっぽり入り、背中がしっかり芯になっているので、フニャフニャしません。
 
 
 
 
 
 
 
 
「A4サイズにしたのは5年くらい前。カラーバリエーションも、時代に合わせていろいろ対応しています。40年以上歴史がありますから、親子2代で使ってくれている人もいるんですよ」(村田さん談)。
 

小樽市内限定?かと思いきや、実は全国から問い合わせが!

実際に、小学校時代にナップランドを使ったことがあるという小樽商科大学の学生に話を聞いたところ、「クラスのほとんどがナップランドで、ランドセルを背負っていたのは数人程度。ナップランドのことをランドセルと呼んでおり、中学生になり小樽にできたばかりのイオンで、初めて本物のランドセルを見ました(笑)」とのこと。
それくらい、小樽市内の小学生に溶け込んでいるものなんですね。
 
 
 
 
「発売当初は、先代が中心になって小樽市内で鞄組合をつくり、みんなで取り扱っていました。が、今ではうちを含めて2軒だけで、それぞれ独自にやっています。小樽では小学校に入学する時はナップランドというのがすっかり根付いているので、これからも時代に合った改善を加えながら、小樽の小学生にナップランドを届けたいです」と村田さんは話してくれました。
 
 
 
 
今年も小樽の小学生はナップランドで入学式です。カラフルな小さな背中が、元気よく走る姿、楽しみですね!