早朝の阿寒湖氷上散歩でフロストフラワーを見に行こう

朝焼けの雪原と雄阿寒岳、冬の華とも呼ばれるフロストフラワー、霧氷やダイヤモンドダスト。夜明けならではの風景を見に、朝陽に浴びる白銀の阿寒湖を散歩してみました。
 
今回、NPO法人「阿寒観光協会まちづくり推進機構」が企画している「白銀の阿寒湖 早朝散歩ツアー」にお邪魔しました。
 
 
 
 
集合は朝6:20。
眠い目をこすりつつホテルを一歩出ると、一気に眠気も吹き飛びます。この日の朝の気温は氷点下22度。防寒対策を万全にしていても冷気が頬に突き刺すような寒さ。
でも、この冷え込みが美しい自然の造形美を生みだします。
 
まずは氷結した阿寒湖湖上へ出て、スノーシューをはきます。
 
 
 
 
日の出を迎え、だんだん明るくなっていく湖上の沖へと向かって歩いていきます。
 
 
 
 
湖畔から10分少々歩いていくと、雪原にぽつんと森が見えます。
この森、実は阿寒湖に浮かぶ島です。夏は船に乗らないと行けませんが、真冬は凍結しているので歩いて渡ることができます。
 
 
 
 
これから島の畔を目指して歩みを進めます。
 
冬の島へ歩いて上陸するのは人間だけではないようです。
 
 
 
 
ガイドの仲平さん曰く、キタキツネのほかエゾシカの足あとも見ることが多いそうです。
日が少しずつ高くなるにつれ明るくなり、自然の造形美も輝き始めました。
 
 
 
 

 
島の畔を歩いていくと、今回の早朝散歩ツアーの終点に到着。
氷結した湖の一部が溶けて池のようになっています。
 
 
 
 
湖底から温泉が湧き出しているため、この部分のみ氷が溶けて水になっているのだそうです。温泉が湧き出るといっても湖水は冷水、入浴できるわけではないのであしからず。湯気が立っていますが、温泉の熱ではなく外気温がかなり低く水温との温度差が大きいため発生する水蒸気です。
 
溶けている水面と氷の境目付近をよーく見ると、白いカスのようなものが点在しています。この正体は…!
 
 
 
 
フロストフラワーです。
水蒸気が冷やされて氷上に凍り付き、花のように見える現象のこと。阿寒湖や屈斜路湖など北海道東部の一部で見られる寒冷地ならではのものです。
 
「今日は本当に恵まれた日ですよ」
とガイドの仲平さんがおっしゃいました。
気温が氷点下20度前後で風もなく晴天。こんな気候の時にはフロストフラワーや霧氷、ダイヤモンドダストも綺麗に見えるそうです。
 
「もう少し早い時間なら日の出が最高に綺麗ですよ。2月中旬位までなら日の出が遅いのでツアー中も見えるんですけどね。明日までお泊りならぜひ早起きして行ってみて下さい」
 
なんと、悪魔の囁き!?最高に綺麗ですよと言われて行かないわけにはいきません。
翌朝、さらに頑張って早起きをして行ってみました!
 
5:45ホテルを出発。夜明け前の湖上を一人歩き、氷上の浮き島を目指します。
6:20すぎ、太陽が昇ってきました!
 
 
 
 
 
 
 
 
早起きして来てよかった!と実感。寒さも忘れしばし見とれてしまいました。
 
 
 
 
名残惜しい気分でしたが、完全に日が昇るとこの地を後にしました。あとは同じ道を戻るだけ。
 
 
 
 
遠くに見える温泉街がだんだん近づいてくると神秘的な早朝の風景ともお別れ。このあとはホテルで温かい朝食が待っています。
ちょっと早起きをすれば、心が洗われるような、すがすがしい気持ちで朝ごはんを食べられます。早朝散歩、皆さんもいかがですか?


 

NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構

●TEL / 0154-67-3200
http://www.lake-akan.com/
●開催期間 / 1月下旬~3月中旬 6:30~7:30