網走で「ニポポ」を探せ!

「網走監獄」が有名なオホーツクの町、網走市に「ニポポ」という人形があるのをご存知でしょうか?

どうも、こんにちは。私、ニポポです。「こけし」かって?失礼な!私は、樺太アイヌの小さな木彫り人形がルーツの、網走市限定の民芸品です。「ニポポ」とはアイヌ語で、木の小さな子、小さな人形という意味で、幸運のお守りなんです。




私は、昭和29年に網走刑務所の受刑者の中で試作、販売されました。受刑者は今も1日も早い出所の願いを込めて、製作を続けています。私には、耳、手、足がありません。なぜかわかりますか?その答えは……最後に教えましょう。

ところで、網走市内のあちこちに、私「ニポポ」のモニュメントがあるのですが、その場所や大きさ、カタチが実にさまざま。例えば、ここJR網走駅前の街灯には、三つ子の兄弟がいます。






網走刑務所正門前では、私は「ニポポ公衆電話」になっています。なかなかキュートでしょ?






標高207mの名勝「天都山」(てんとざん)にあるオホーツク流氷館前には、なんと、世界で最も高所にあるニポポが!どうです、立派でしょう!






その他、商店街や網走川堤防フェンスの支柱には335体ものニポポ、網走監獄の敷地内には女神のニポポもいるんです。






このように、市内のあちこちに私がいますので、ぜひ網走まで会いにきてください。そして、私「ニポポ」は網走限定の民芸品のため、網走市内でしか購入することができません。言ってしまえば、「箱入りニポポ」(笑)。





さて、私「ニポポ」に耳、手、足がない理由ですが、私をつくってくれている受刑者たちの「もう二度と悪いことに耳を貸さない、手を出さない、足を踏み入れない」という願いと祈りが込められているからなんです。