45年目の奇跡!円山動物園でエゾモモンガのもこもこ赤ちゃん誕生!

札幌市の円山動物園にてエゾモモンガの赤ちゃんが生まれたというかわいいニュースが飛び込んできました!

 
※こちらの写真は円山動物園よりお借りしたものです。
 
 
エゾモモンガ担当の神馬飼育員さんが誕生秘話を聞かせてくれました。
 
 
 
 
園内では、エゾモモンガの「タロウ」と「ハニー」が一緒に暮らしています。
平均寿命が約3年のエゾモモンガですがタロウとハニーは、なんと7年目の高齢エゾモモンガ。

 
 
 
高齢ともあって、なかなか交尾に至らず、飼育員さんたちも半ばあきらめかけていました。
近年「ピッコロ」という若いオスのエゾモモンガがタロウとハニーの隣部屋にやってきて、園内では、3匹のエゾモモンガが暮らすことになりました。

 
 
 
ある日ピッコロがハニーに対し、求愛をしているようでしたので、ハニーをピッコロと同じ部屋に入れてみると、果敢に2匹はじゃれ合いはじめ、3月には交尾をはじめたそうです。
 
5月頃には、ハニーの乳が張り食欲旺盛になってきたので、これは、ひょっとしたら‥と思っていたら、6月の半ばに2匹の赤ちゃんエゾモモンガが確認されたそうです。
今では、タロウとハニーと2匹の赤ちゃんが同じ部屋で暮らしています。
本来エゾモモンガは、出産後オスを追い払う習性がありますが、なんとも仲良く暮らしているそうです。
 
エゾモモンガは、夜行性の動物なので、午後3時頃からひょこひょこ顔を出してくるそうです。
夏期間には、夜行性の動物達の観察も出来る「夜の動物園」が催され、人気イベントの一つです。
 
 
 
 
以前にホッキョクグマの繁殖に成功したことで有名な円山動物園ですが、繁殖にあたって、何か特別な事をされているのか神馬さんに伺ってみました。
 
「私がすることは、とにかく動物を見ること。動き方、食べ方、睡眠時間など細かく見て、何が好きで何をしたいのか、1人1人がどんな性格かを知っていくことです。それを『動物にきく』と言います。動物のことは、動物にきいて、人間が動物に合わせていくことを大事にしています。」
 
なるほど。なんだかこっちまで、優しくなっちゃいます。
 
動物達に環境ときっかけを作り「安心」を与えて見守り続ける飼育員さん達は、日々観察と発見の連続だそうで、ようやくの小さな命が誕生しましたが、その年月は、なんと45年。
ちいさな奇跡が生まれるにも沢山の苦労とドラマがあるのですね。
 
円山動物園内にある「こども動物園」のエリアの中、「ドサンコの森」というどさんこの森をイメージした施設でエゾモモンガに会う事ができます。

 






 
こども動物園は、動物にふれあったりする事も出来ます。
日によってなかなか出てきてくれない動物もいますが、、年間パスポートも1,000円で発行しているので、好きな時、好きなだけ遊びに行けます。
週末には、様々なイベントが催されていることがあり、たくさんの人であふれています。
札幌でも比較的交通が便利な場所で、北海道初の動物園ともあって、歴史と存在感のある円山動物園、何度も通ってその魅力を知って欲しいです。