2014年02月09日 | すすきのあき子

帯広スイーツ老舗めぐり編~十勝バス「日帰り路線バスパック」シリーズ(1)

帯広ではいま、路線バスを使った小さな旅が注目を集めています。それは「日帰り路線バスパック」という、帯広エリアのお店の利用と路線バス乗車がセットになった券。このお得な旅をシリーズでご紹介します。1回目は老舗スイーツをめぐる路線バスの旅へ。
 
日帰り路線バスパックとは、十勝方面を走る路線バスの乗車券と、お店の商品や、施設の入館料などの特典を、割引してパッケージにした券です。2010(平成22)年に十勝バスが発売を開始。「ガーデン」「温泉」「施設見学」「グルメ&スイーツ」の4系統のバスパックがあります。今回は北海道Likersライターすすきのあき子が帯広スイーツの店をめぐり、その魅力をご紹介します。
 
 
クランベリーのタルトポテト(右:147円)と、ソフトクリーム(左:136円)
▲クランベリーのタルトポテト(右:147円)と、ソフトクリーム(左:136円)
 
 
各種日帰りバスパック券は、帯広駅前バスターミナル3番窓口で販売
▲各種日帰りバスパック券は、帯広駅前バスターミナル3番窓口で販売
 
 
筆者はまず、JR帯広駅前バスターミナルへ。ここで「おびひろ1dayスイーツ満喫コース」のチケットを1,350円で入手します。その中身は、帯広市内の菓子店マップと5枚の交換券からなる「菓子王国十勝!スイーツめぐり券」と、路線バスの1日乗り放題きっぷのセット。菓子店マップを手にしたらしばし作戦タイムを。地図上の帯広市内34店から、行きたい5店を選んで出発です!もちろん、行き当たりばったりのノープランでも大丈夫。
 
 
黄色がシンボルカラーの十勝バス。「カチバス」と親しまれています
▲黄色がシンボルカラーの十勝バス。「カチバス」と親しまれています
 
 
著者が直行したのは帯広駅から約1km、西2南7丁目バス停下車のクランベリー本店。1972(昭和47)年創業の帯広では老舗の洋菓子店で、大きなスイートポテトが名物。これと同じペーストを使って焼くのが、お目当てのタルトポテトです。さっそく交換券1枚でタルトをゲットし、テーブルのある一角にてお味見を。別途注文すれば、コーヒーなど飲むこともできます。
 
 
クランベリー本店
▲クランベリー本店
 
 
艶やかで繊細な甘さのタルトポテト。座って頂きます
▲艶やかで繊細な甘さのタルトポテト。座って頂きます
 
 
タルトポテトについて総務の水戸部(みとべ)さんに訊ねました。「サツマイモの糖度や出来映えは、年や時期によって変わります。そのため当店では、過剰に手を加えず最小限の味付けで、素材が本来持っている味や風味を引き出します。これがクランベリーのスイートポテトペーストの特徴です」
 
この店では、北海道外での物産展でスイートポテトを販売することもありますが、直営店舗での販売は帯広のみとのこと。お話の間にもひっきりなしに商品が売れていく、人気のお店クランベリーでした。
 
お次は帯広で早くから拓けた、まちの東側の住宅街エリアに。東7条6丁目バス停を降り、緑地帯の細長い公園を歩くと竹屋製菓に到着します。工場と店舗を兼ねた建物で、写真の右側が店舗の入口。店主の鈴木さんが迎えてくれました。
 
 
竹屋製菓。バス通りから2丁ほど入った住宅地にあります
▲竹屋製菓。バス通りから2丁ほど入った住宅地にあります
 
 
「竹屋製菓は、四国から帯広に入植した私の祖父が1925(大正14)年に創業しました。祖父の仕事は菓子問屋でしたが、後にお菓子を作って直接売る職人になったのです」とのこと。大正末期の創業で、90年近い歴史がある老舗が竹屋なのです。
 
 
3代目の鈴木培弘(ますひろ)さん。創業者の祖父が見守る店舗で
▲3代目の鈴木培弘(ますひろ)さん。創業者の祖父が見守る店舗で
 
 
「ここは帯広市街地からやや遠いので、わざわざ竹屋本店を訪れてくださるお客様には、感謝しています。当店では4種類のお菓子から1種お選びください」と出されたお菓子は、「北小町」「豆太郎」「帯広物語」「ビーフパイ」。どれも四つ葉のバターや十勝の小豆を使っています。筆者が選んだのは豆太郎。良質な豆の風味がほくほくして印象的でした。
 
 
竹屋本店での交換はお菓子4種の中から1種を選べます。パイは2枚つき
▲竹屋本店での交換はお菓子4種の中から1種を選べます。パイは2枚つき
 
 
お菓子屋さんばかりを巡るのでなく、途中の寄り道も楽しめるのがバスの旅。道草していたら日も暮れてきました。次に訪れたのは、ますやパン本店。古くからあんパンや菓子パンが好評のお店です。
 
 
「日帰り路線バスパック」の疑問は運転士さんに気軽に訊ねて。降車ボタンも押し忘れなく!
▲「日帰り路線バスパック」の疑問は運転士さんに気軽に訊ねて。降車ボタンも押し忘れなく!
 
 
ますやパン本店。西2南9バス停が最寄りです
▲ますやパン本店。西2南9バス停が最寄りです
 
 
ここであんパン1個と交換。材料はもちろん十勝産小麦と小豆。自社の釜で小豆を炊いて製餡する自家製のあんが、パンと相性抜群で食べ応えがあります。「菓子パンのますやとして、地元のかたや農家さんのおやつに長年親しまれています」と、本店店長の篠原さん。
 
 
帯広の「懐古パン」ますやのあんパン(126円)
▲帯広の「懐古パン」ますやのあんパン(126円)
 
 
今夏創業65年のますやでは、菓子パンの本店に加え、ハード系パンの専門店や郊外店など、十勝エリアに6店を展開。昔の味を忠実に守ると同時に、多様化した顧客の嗜好に合った店づくりで、ファンの心をとらえています。
 
今回ご紹介したのは、素材のよさを最大限に活かしてつくるお菓子で、帯広の人に古くから親しまれるお店でした。もし交換券が余っても、帯広駅の商業施設エスタにも6店舗あり、すべて使いきれるので安心です。
 
 
スイーツめぐり券(500円)のみ必要なかたはコチラへ。「帯広駅内エスタ東館2Fの、とかち観光情報センターや参加している各店舗で販売しています」(帯広観光コンベンション協会の谷さん)
▲スイーツめぐり券(500円)のみ必要なかたはコチラへ。「帯広駅内エスタ東館2Fの、とかち観光情報センターや参加している各店舗で販売しています」(帯広観光コンベンション協会の谷さん)
 
 
普段運転する人も時には車をおいて、帯広スイーツを味わう十勝バスの旅に、出かけてみませんか。
 
注:本記事でご紹介した商品・サービスの価格は、2014年1月9日時点のものです
 

菓子王国十勝!スイーツめぐり券 

お問い合わせ先:一般社団法人帯広観光コンベンション協会
所在地/帯広市西2条南12丁目 帯広駅エスタ東館2F
TEL / 0155-22-8600
FAX / 0155-22-8558
 
スイーツめぐり券の販売:とかち観光情報センター(下記参照)

 

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