北海道のお・も・て・な・し 憧れの大人の温泉宿 「フラノ寶亭留」編

窓から見えるのは、一面真っ白な雪原と、雪でお化粧を施された木々のみ。そして都会では考えられないような「静寂」。冬にだからこそ訪れてみたい、富良野にある隠れ家的リゾートホテルがこの「フラノ寶亭留」です。
 
 
 
 
2月の美瑛・富良野は冬真っ盛り。夏には彩りが豊かな丘も、こんな感じに雪に覆われています。
 
 
 
 
JR富良野駅から車で9分。富良野市街から少し離れたところにある「フラノ寶亭留」は、3万5,000坪の広々とした敷地の中にありながら、部屋数はたった25室という、贅沢な作りのホテルです。
 
 
 
 
支配人の林良太さんは、スキー場で有名なニセコのホテルから昨年このホテルに異動してきました。夏は敷地内一面にラベンダーが咲くこともあって大人気のフラノ寶亭留ですが、「冬にも夏に負けない素晴らしさがある」と、すぐに感じたそうです。
 
 
 
 
ロビーや客室からは、広々とした庭一面の雪景色を。時折舞う雪の姿もあって、見飽きることがありません。そして、信じられないほどの静けさ。敷地が広く、国道から離れているためと、雪が音を吸収してくれるおかげです。「ゆっくりお酒を楽しみながら、この風景を眺めているお客様もいらっしゃいますよ」。
 
 
 
 
 
 
夜、キャンドルに照らされる雪原も、幻想的な美しさです。満月の夜には、ラベンダー色のキャンドルがアイスドームの周辺に。灯したキャンドルをアイスドームの中に持っていくと、願い事が叶う…というイベントも大好評。「このタイミングを上手く使われて、アイスドームの中でプロボーズをしたお客様もいらっしゃいました。もちろん返事はOK!でしたよ(笑)」。
 
 
 
 
では、林支配人がおススメする、冬のフラノ寶亭留の過ごし方を。
 
15時にチェックインして、まずはお部屋へ。一番数が多いデラックスツインルームでも、広さが40平方メートルあって、ゆったり快適な作りです。「お部屋の窓からも雪原がきれいに見えますよ」。
 
 
 
 
明るいうちに、庭のウッドデッキを散策します。「キタキツネやエゾシカ、エゾリスの足跡が、雪に残っていることもあるんです」。
 
日が暮れたら、ロビーでくつろぎのひととき。暖炉の火にあたったり、バーでコーヒーやお酒を楽しんだり。「ほとんどの宿泊プランで、バーの利用がフリーになっていますから、お好きなお飲み物を存分に召し上がってください」。
 
 
 
 
ロビーなどこのホテルのインテリアデザインは、札幌だけではなく、日本中でひっぱりだこのインテリアデザイナー、アトリエテンマの長谷川演さんが手がけました。
 
北海道Likersで紹介した
「情熱の仕事人。全国区で活躍。北海道を代表するインテリアデザイナー、アトリエテンマ代表『長谷川 演』」はこちら↓
http://www.hokkaidolikers.com/articles/1714
 
 
夕食は、「ふらのフレンチ」。地元や自家菜園の旬の野菜を前面に出した、見た目も美しいお料理が次々と。「最近は、このレストラン目当てでいらっしゃるお客様が多くなりましたね」。
 
 
 
 
 
 
夕食後、キャンドルに照らされた雪原を鑑賞。そしてこれまたホテル自慢のお風呂へ。 実は十勝岳の麓にある富良野は、北海道でも有数の温泉地帯なのです。もちろんフラノ寶亭留のお風呂も、天然温泉!湯船の種類もいろいろ。「さらに岩盤浴もあるのが、当ホテルの大きな特徴です。しっかり汗を流していただけますよ」。ぽかぽかしたところで、ぐっすり就寝。
 
 
 
 
翌朝は早く起きて、雪の中を歩くガイドツアーへ。気温がマイナス20度を下回る日には、霧氷がこの世のものとは思えない風景を見せてくれます。そして焼き立てパンなどが味わえる朝食を。チェックアウトは11時ですから、朝食後はまたお風呂に入ったり、付近を散策したり。「2泊できる48時間ステイプランを使ってもう1泊。車で10分の富良野スキー場でひと滑りとか、熱気球など富良野のアクティビティに参加するのもいいと思います」。
 
 
 
 
眺めに料理に温泉に加えて、フラノ寶亭留の大きな魅力となっているのは、少数精鋭のスタッフの存在です。チェックインの手続きをしてくれた人が、食事の時はお料理をサーブしてくれたり、バーでお酒を作ってくれたり。次第になんとなく親しみが湧いてきます。「スタッフはこのホテルの勤務が長いベテラン揃い。できるだけ細やかにお客様のご要望に応えることを、心掛けています」。
 
ギャラリーがあるのも、このホテルならでは。地元の工芸作家やアーティストの作品が展示されています。「見る、食べるだけではなく、訪れる人が5感で富良野の四季を感じてもらえるようなホテルにしたいと思っています。誰もが寛げるホテルを目指して、アートや音楽などにもこだわっていきたいですね」というのが、林支配人の想いです。