アイヌアートに浸るお得なバスツアー

みなさん、イランカラプテ!この冬、アイヌ文化を体験できるお得なモニターツアーがあるのをご存知ですか? その名もシィービーツアーズ「びらとり満喫体感ツアー!!冬編」。北海道Likers編集部がひと足お先に満喫してきましたよ。
 
札幌を出発し、日高エリアの平取(びらとり)町へ。道外からの参加者は、新千歳空港で合流が可能。また、東京発1泊2日のツアーもあります。
 
平取町は「びらとり和牛」や「びらとりトマト」の産地として有名。トマトの加工品「ニシパの恋人」ブランドは、全国区の知名度を誇ります。そんな平取は、二風谷(にぶたに)地区をはじめ、アイヌの人々が多く暮らす町。アイヌの神話や物語が今でも語り継がれ、アイヌ文化の伝統技術が次代に受け継がれているのです。
 
 
 
 
このツアーの楽しみは、アイヌアートにさまざまなカタチで触れられること。特に「二風谷イタ」と「二風谷アットゥシ」は、100年以上の歴史を有する工芸品の中から経済産業大臣が指定する「伝統的工芸品」。2013年春、北海道で初めて指定された記念すべき伝統工芸なのです。
 
「二風谷イタ」は、平取がある沙流川流域に古くから伝わる木製のお盆のこと。現在も主として二風谷で伝統的技法が継承されています。渦巻きの形をしたモレウノカなどのアイヌ文様、ラムラムノカと呼ばれるウロコ彫りが施されているのが特徴。日常でも長く使用する実用品でありながら、美しさを兼ね備えているのが魅力です。
 
 
 
 
 
 
アイヌ工芸家の指導のもと、参加者もアイヌ文様のコースターづくりに挑戦!「彫刻刀を持つのは小学生以来!」という人も多く、童心に返り、夢中で木に向かいます。お手本のように美しく仕上げるのは難しい。でも、楽しい!
 
 
 
 
 
 
 
 
もうひとつの伝統的工芸品「二風谷アットゥシ」は、同じく沙流川流域に古くから伝わる織物。オヒョウなどの樹皮の内皮から作った糸を用い、機織りされた反物です。水に強いことや通気性に優れていること、天然繊維としては類稀な強靱さと独特の風合いを持っていることが特徴です。
 
 
 
 
工芸作家、貝澤雪子さんの工房で、制作中の二風谷アットゥシの帯を見せていただきました。アットゥシづくりは、自ら山に入ってオヒョウの樹皮を集めるところから始まります。ピンクの糸はアカネ、黄色はマリーゴールドで染色。とてもモダンな色合いなので、無地の着物に締めると映えますね!
 
 
 
 
 
 
さらに、このツアーで嬉しいのが充実したガイド陣。この道何十年というベテランの添乗員さんの軽妙なトークはもちろん、現地在住のガイド数名が案内してくれるので、いろいろな話を聞けるのです。国の重要有形民俗文化財に指定されている民具を多数収蔵する「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」でも、生活や文化、道具のポイントを解説してくれるので、より印象に残ります。
 
 
 
 
旅の楽しみ、食事でもアイヌの食文化を堪能できます。伝統的なアイヌ料理と平取の特産品を盛り合せた品数いっぱいのお弁当でランチ。温かいユクオハウ(エゾシカのお汁)が嬉しい。エゾシカ肉は丁寧に下ごしらえしているので、クセがなく柔らかな食感がおいしい。味噌仕立てのお汁もいいお味です。
 
 
 
 
美しいアートに多彩な食、そして現地のみなさんとのふれあい。大満足の一日を過ごして、ツアー料金が2,000円って!!! さすがモニターツアー価格のお値打ち企画。東京出発1泊2日のツアーは2014年2月15日~16日の限定。二風谷で年に1度だけ開催される「シシリムカアイヌ文化祭」を見学するなど、よりディープな2日間となっています。みなさんも参加してみませんか?
 
 
 
 
 
※アイヌ語のカタカナ表記について。イランカラ「プ」テ、ニ「シ」パ、二風谷アットウ「シ」、ラ「ム」ラ「ム」ノカ、ユ「ク」オハウの「」で囲んだ文字は、本来小さい文字で表記します。

 

シィービーツアーズ

http://www.cb-tours.com/
※1泊2日東京発のツアーはシィービーツアーズまでお問い合わせください。
・TEL / 011-221-1122