2013年12月24日 | 北海道Likers編集部

2013年の札幌ドームを一番アツくした男。北海道日本ハムファイターズ陽岱鋼選手、台湾と北海道を語る

今シーズンの活躍により「ゴールデングラブ賞」「札幌ドームMVP賞」に輝き、先日、2014年の台湾観光親善大使に任命された北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼(よう だいかん)選手。母国台湾と、北海道への思いを語ってくれました。
 
 
▲この日、ブラウン系のスーツ姿で登場した陽選手。モデルのようなルックス
 
 
サッポロビール園「ガーデングリル」で、この日、陽岱鋼選手と対談したのは、台湾と香港向けの日本旅行サイトを運営する「吉田皓一メディアマーケティング」CEOの吉田皓一さん。日頃から仕事で台北と東京を行き来している吉田さんと台湾生まれの陽選手の会話は、すべて中国語で進みました。
 
 
▲陽岱鋼選手/1987年、台湾生まれ。福岡第一高校卒業後、2006年に北海道日本ハムファイターズ入団。背番号1、外野手。右投げ右打ち
 
 
▲吉田皓一/1982年、奈良県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送を経て、2013年、台湾で吉田皓一メディアマーケティング設立、CEOに就任。中華圏の訪日観光客向けwebサービスを展開し、台湾(中文)版「北海道Likers」を運営
 
 
吉田(以下、吉):先日、ご自身のFacebookで、今年度の「札幌ドームMVP賞」を受賞について、喜びのコメントを投稿されたのを拝見しました。陽選手にとってこの受賞は、やはり特別なものだったのでしょうか?
 
陽:私は日本のプロ野球界に身を置いて今年で8年になります。ファン投票をもとに受賞が決まる「札幌ドームMVP」を獲得できたことは、ファンが外国人である私を受け入れてくれた証だと考えています。そういう意味では、非常に特別な賞だったと思います。
 
吉:今シーズン初めて、パ・リーグ盗塁王のタイトルを受賞されましたね。去年に比べて盗塁数が急増したわけですが、背景にはどのような要因が有ったのでしょうか?
 
陽:これまで試合の中で蓄積してきた経験が、スタートを切るタイミングとスライディングに生かされ、ひとつに融合した結果だと思っています。
 
 
▲「サッポロビール博物館」を見学。札幌工場でビールの仕込みに使用されていた煮沸釜の前で
 
 
▲札幌のビール産業の歴史を学べる展示を見ながら中国語で会話
 
 
吉:私は普段、台湾にいる事が多いのですが、今年はここ数年陰りのあった野球への関心が戻ってきたように感じます。陽選手は今年、WBCや侍ジャパンとの強化試合など、母国台湾で台湾代表としてプレーする機会が多くありましたが、台湾でプレーされる際に、去年までとは違った「変化」を感じましたか?
 
陽:感じますね。3月のWBCが終わってから11月の日台交流試合にかけて、台湾のファンが僕ら代表を応援してくれているという実感が、どんどん強くなってきたと思っています。試合ごとに大きくなる声援を感じ、非常に嬉しく思っています。ファンを大切にしたいですね。
 
吉:私も台湾人の友人と一緒に何度もゲームを観戦しましたが、台湾の試合ではファンが非常に熱心に応援します。北海道のファンと台湾のファンは、どこか違う部分はありますか?
 
陽:どちらの国のファンも、僕にとっては同じです。皆さん同じように僕を愛してくれていますし、無名のころからずっと応援してくれていて、僕がなかなか打てなくて替えられそうになっていた時も、ずっと応援してくれていました。国は違っても日台両国のファンには同じように感謝をし、皆さんを愛しています。
 
 
▲対談&撮影を通して打ち解け、リラックスした表情の2人
 
 
吉:では陽選手から見た「北海道のオススメ」を教えていただけますか?台湾の北海道Likersファンは、絶対聞きたいと思っているはずなので…。
 
陽:「海鮮」と「しゃぶしゃぶ」ですね!あとは、「富良野のラベンダー畑」。今年の夏に、バスに乗って旭川から帯広に行く途中で、富良野に寄ったんですよ。
 
吉:ご家族とですよね?奥様も喜んでおられましたか?
 
陽:はい、花がとてもきれいだったので、すごく喜んでいました。あとは「函館の夜景」でしょうか。妻も、とても北海道が好きなんです。大自然に恵まれていますし、森林が多いので空気も新鮮で、気持ちいいです。
 
 
▲外に出て赤レンガの建物をバックに
 
 
吉:では最後に、来年の目標、それから5年後の目標を教えてください。
 
陽:今年、チームの成績は満足できるものではなかったので、来年はチームメイトとともに、日本一に向けて邁進していきたいと思っています。5年後については、ここ数年、本当に何が起きるか分からないので、その時どこにいるかも想像していません。あまり多くのことを考えず、ただひとつだけ、自分自身が自分自身を超えながら、毎年成長していけることを目標にしています。
 
吉:ありがとうございました! 今後の更なるご活躍をお祈りしています。



陽選手のインタビューは、こちらでもご覧になれます↓

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