静かで落ち着いた大人の宿、旭岳温泉「湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)」

旭岳温泉にある温泉宿「湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)」。木や石など旭岳の自然素材を採り入れた館内、5本ある自家源泉から絶えず流れる温泉、独創的なメニューが並ぶディナー。静かで落ち着いた、大人の宿です。
 
旭岳温泉は北海道最高峰の大雪山系旭岳の山麓にあり、旭岳登山や姿見の池散策への拠点として便利な場所です。
 
 
 
 
湯元 湯駒荘は木の温もりを感じる、旭岳の自然と調和した温泉宿です。
温泉のよさを守り、自然環境の保持、保全に努める前向きな取り組みをする「日本秘湯を守る会」にも加盟しています。
 
 
 
 
重厚な雰囲気の玄関をくぐりロビーに入ると、落ち着いた空間が広がります。
 
 
 
 
スノーシューは雪の上でも歩けるアイテムで、冬に宿泊者は自由に使えるほか、ガイド付きの宿泊プランもあります。
ロビーの一角にはスノーボード・アルペンの竹内智香選手の写真やスノーボードも飾られています。竹内選手はここ湯元 湯駒荘がご実家だそうです。
 
ロビーの中央奥にはウッディーで重厚なソファセットと石組みの大きな暖炉が構えています。
 
 
 
 
暖炉は旭岳の火山活動で生まれた石をスタッフが手積みして作られたもの。かつて改築した際に地面から岩や石がたくさん出ました。その岩や石を暖炉や露天風呂の石組に利用されたそうです。
ロビー隣にある喫茶コーナーも木の温もりがたっぷり。休憩場所として利用できます。
 
 
 
 
木の温もりはお部屋でも感じることができます。
 
 
 
 
温泉宿に泊まった時の一番の楽しみは、やはり温泉。
ここ湯元 湧駒荘では期待を裏切らない、というよりも期待以上のお湯を楽しめます。
 
 
 
 
 
源泉はすべて敷地内にあり、名湯中の名湯と言われる正苦味泉をはじめ、5本の源泉があります。1914(大正3)年に温泉が発見され、温泉宿が開所して以来絶えず湧出しています。
源泉は浴室から2~55mの位置にあり、加熱・加水など手を加えずに浴槽に直接流し入れています。いわゆるホンモノの「源泉掛け流しの湯」。湯船の多くは38度前後から42度前後に保たれています。比較的ぬるめなので、ゆったり入ってしっかり温泉成分を楽しめます。
温度の管理は極めてアナログな方法です。浴槽がぬるくなりそうな時は湯量を多くし、熱くなりそうな時は湯量を絞るそうです。流れるお湯の量を調整するだけと聞くと単純なようですが、実際は長年の経験と勘が頼りの高度な職人技です。
 
 
 
 
開所当初から湧き出る湯を使った浴場、ユコマンの湯。建物の中の大岩は自然の岩を動かさずそのまま浴室に組み込んでおり、浴槽回り鉄平石は自然石を集めて造り上げられています
 
 
温泉宿のもう一つの楽しみは、お食事。
湧駒荘の料理は「見て、食べて、愉しんで」をテーマにしています。
お酒がメインの方も食事がメインの方も満足できるようにと、見た目とともに季節感や地元食材の素材を活かした独創的なメニューが登場します。
 
 
 
 
メニュー内容は季節により内容が変わります。
今回訪れた時(2013年9月中旬)の夕食はこちらです。
 
最初に登場したものがメロン。
いきなりデザート!?と、思いきや、じゃがいもの冷製スープなのです。
 
 
 
 
泡醤油とは醤油をムース状にしてふんわり固めたもの。写真ではメロンの右に写っている豆腐のような形をしたものです。これを箸で切ってお刺身と一緒に頂きます。
完熟トマトのコンポートなど、どうやって作るのか、という問い合わせも多いそうです。なんとレシピも公開、フロントで教えて下さるそうです。
 
お次は皿に盛られた大きな塩釜が登場。
割って塩の塊を隣の皿によけていくと、昆布の包が出てきました。昆布の包を開くと…アワビが登場。
 


 
昆布の風味と塩の風味がアワビにしっかり浸みこみ、じっくり味わいながら頂けます。
箸休めの「湧水ゼリー」の後に続々と料理がやってきました。
 

 
サッと出汁に通して頂くお肉、口の中でお肉の甘みがとろけるように溢れます。
シメのお食事「稲庭うどん」の後は、最後のデザート。
 
 
 
 
一見ミルクプリンのようですが、珈琲の風味がほんのり口に広がります。
青いボトルに入っているものは敷地内に湧き出る湧水。大雪山のフィルターを年月かけて通り過ぎて湧き出た水はミネラルがたくさん含まれています。お部屋の冷蔵庫にも準備されているほか、ロビーにも水飲み場があります。
 
 
木や石など旭岳の自然素材を館内に取り入れた温泉宿。温泉も食事もいい意味で予想を裏切るホンモノが登場します。
贅沢な時間と雰囲気を楽しみたい大人にオススメです。
 
 
 
 
 
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