情熱の仕事人。全国区で活躍。北海道を代表するインテリアデザイナー、アトリエテンマ代表「長谷川演」

札幌を拠点に、レストランやホテルなどのインテリアデザインをはじめ、これまでに手がけたプロジェクトの数は北海道内外で実に850以上。「ものづくり」から「ひとづくり」「時間づくり」へとデザインを軸に活動を展開、業界のフロントランナーをクローズアップ!
 
 
1990年の設立以来、躍進を続けるインテリアデザイン会社「アトリエテンマ」。同社を率いるのが長谷川 演(ひろむ)さん(46歳)。北海道を代表するインテリアデザイナーです。
 
 
 
 
青森県弘前市出身。札幌の専門学校を卒業後、インテリアの設計施工会社を経て独立。23歳の時にアトリエテンマを立ち上げました。最初に手がけたのは小料理店。そのデビュー作が話題を呼び、次々と依頼が舞い込むように。札幌に「デザインレストラン」ブームを巻き起こし、人気店のバックにはアトリエテンマがあるといわれるほど評価を得てきました。
今や活動の場は全国各地に。飲食店のみならず、クリニック、ショップ、ホテル、商業施設、住宅、マンションなど幅広い分野を手がけ、そのプロジェクトの数は900に近づいています。
 
長谷川さんのブログ「1000店舗への道」ものぞいてみてください。↓
http://ameblo.jp/hiromu122/
 
 
 
 
 
 
依頼が絶えることのない長谷川さん。年間約50件、全物件を自身でデザインし、つねに30件ほどの物件を同時進行しているそう。いったいどんなところからアイデアが出てくるのか気になります。
 
「僕は『自分のデザイン』を表現したいとは思っていません。クライアントの夢とか想い、何を望んでいるか本質を汲み取り、それをカタチにして、その場を使う人にわかりやすく正しく伝えるのがデザイナーの仕事。呼吸をするように、クライアントの言葉を自然体で受け入れる中から色んなものが生まれてきます。相手のエネルギーを取り込んで返す、ある意味、合気道に似ているかもしれません」。
プロジェクトごとにブランディングや空間のデザインをゼロから考え、新しい答えを生み出す。それが長谷川さんの基本姿勢です。
 
 
 
 
また、デザインに「北海道」は特に意識していないといいます。
「自分のベースは北海道でできていると思っています。なのでモチーフだったり形だったり、クライアントが望むことを自分のフィルターを通すと、おのずと生まれてくるものが北海道なんです」。
 
デザインの持つ力とは?尋ねると、こう教えてくれました。
「デザインは人の感情に直接働きかけ、感情を変化させる力があります。良いデザインにふれることでプラスの豊かな感情を手に入れられる。それは『幸せ』ということにつながっていきます」。
 
 
 
 
「ものづくり」はしてきたけれど、地域社会は何か変わっただろうか?もっとデザインの力をほかに生かせないだろうか?長谷川さんは「ひと」に視点を向け、自分の手でものをつくりだす楽しさを伝え、様々な“気づき”を与えたいと、2008年にNPO法人を立ち上げデザイン塾を開講。デザイン分野のプロたちと共に活動をスタートさせました。
その一環として、デザインを入り口に子供たちが将来を考えるきっかけになればと、札幌市内の小学校への出張授業を行ったり、中学生のインターンシップを受け入れたりしています。
 
「働くことは楽しいと思う?」「ツラくて大変だと思う?」の問いに、小学生の挙手は半々。中学生になると、大変だと思う方に手を挙げる生徒が多いのだとか。
可能性は無限大であることを伝え、自分で選ぶ力をつけ、夢に向かっていく刺激を与えることも目的だと話します。
 
 
 
 
デザインでできることは「時間づくり」へと続きます。アトリエテンマが生み出す満ち足りた時間を届けたいと、カフェ「椿サロン」を展開。本店は札幌本社1階、日高管内新冠町に「椿サロン 夕焼け店」があります。窓一面に太平洋が広がるという夕焼け店は、店内に照明はなく日没で閉店。夕景を想像するだけで、気持ちがほぐれていきそうです。
2014年には、札幌に開業する複合ビルに「椿サロン」が出店。「アトリエテンマの集大成」というので楽しみです。
 
 
“1000店舗達成”までカウントダウン。長谷川さんは日々全身全霊を尽くし、ものづくりの道を一途に進んでいます。
 
☆長谷川さんご登場の対談特集「北海道発 おいしい空間」もぜひご覧ください。↓
http://www.sapporobeer.jp/area/hokkaido/oishi-kukan/
 
 

アトリエテンマ

アトリエテンマHP
アトリエテンマfacebookページ