2013年11月06日 | 北海道Likersライター ニワヤマカズマ(公立はこだて未来大学)

音楽と人が行き交う、秋の香雪園

※この記事は2013年のものです。

最新情報については公式サイトをご確認ください。
http://www.hakodate-jts-kosya.jp/
開催日程:2016年10月22日~11月13日 16:00~21:00
 
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小樽vs函館シリーズ第4弾。
函館からは、市内で最も人気のある紅葉スポット「香雪園(こうせつえん)」について紹介します。
 
 
函館の紅葉スポット 香雪園(見晴公園)

 
湯の川からバスで北上すること約10分、閑静な高台に旧岩船氏庭園 香雪園(函館市見晴公園内)はあります。香雪園が位置する見晴公園は約4万3,000坪を有し、レンガ造りの温室、茶室様式を取り入れた書院造りの園亭などもあります。園内には約150種もの樹木が植栽されており、公園における樹種数では道内一を誇ります。春には100本を越えるサクラが開花し、夏には全体が新緑で彩られます。
そして、秋にはカエデ・モミジを中心に紅葉がはじまり、市内で最も人気のある紅葉スポットへ。秋が深まる10月19日(土)からは「はこだてMOMI-Gフェスタ」が開催され、各所に設置されたライトが木々を照らします。スタッフの方々の工夫で、移り変わる紅葉の彩りに合わせて期間中でもライトの当て方を変えることもあるそうです。
 
 
函館の紅葉スポット 香雪園(見晴公園)
▲散策路を取り囲む植物たちは、日々の疲れを癒してくれます
 
 
函館の秋を盛り上げようと企画され、今年で5年目。それまでにはなかった夜の顔が加わり、今では観光ツアーのルートに含まれるほど人気スポットとなっています。
 
 
函館の紅葉スポット 香雪園(見晴公園)
▲ライトアップされた木々を眺めながらの散策は、市民・観光客に大人気
 
 
また、開催中は園内の緑のセンターにて日替わり(水・木曜日を除き)で音楽ライヴが開催されています。「散歩中に立ち寄られる方も多くいらっしゃるので、様々なジャンルのライヴを開催するように心掛けています」とイベントスタッフの三嶋由紀子さん。出演アーティストは毎年刷新され、クラシックからフュージョンやジャズなど幅広い音楽を無料で楽しむことができます。今回、開催初日の10月19日から21日まで3日間のライヴに参加してきたので、その模様をお送りしたいと思います。
 
 
函館の紅葉スポット 香雪園内「緑のセンター」
▲音楽ライヴの会場となる緑のセンター
 
 
函館の紅葉スポット 香雪園内「緑のセンター」夕方の様子
▲夕方には周囲のキャンドルに火が灯され、木目の建物が照らしだされる
 
 

10月19日(土)

ライヴ初日を飾ったのは「ヴィヴァーチェはこだてピアノ・トリオ」。 軽快なナンバー「A列車で行こう」を皮切りに、スタンダード・ジャズ8曲が演奏されました。用意された席はまたたく間に満席、多くの立ち見の方がいらっしゃいました。
 
 
▲ベーシスト:福原忠友さんの笑顔が印象的、見ているこちらも笑顔になりました
 
 
終盤にさしかかり「ライヴは聴くだけじゃなく、参加するとより楽しくなります。さあ皆さま、お立ちください!」とドラム:曽山哲夫さんが話すと、会場はオールスタンディングに。最後の2曲「白いブランコ」「ふるさと」では会場が一体となり大合唱!終了後には演奏者と来場者との談話や堅い握手が見られ、演奏者と来場者の距離の近さを実感しました。
 
 

10月20日(日)

2日目は「ジャズトリオ Episode1」。あいにくの雨でしたが、ライヴ開始のころには満席に。多くのスタンダード・ナンバーを生み出したアメリカの作詞作曲家「コール・ポーター特集」と題し、「アイ・ラブ・ユー」など5曲が演奏されました。
 
 
▲細かな表情を観ることができるほど、ステージと客席の距離は近い
 
 
「秋らしく、香雪園らしく、来場者の皆さんと楽しめる曲を選びました」とウッドベース:吉村徳泰(よしむら のりやす)さん。最終日(11月10日)には「ジャズトリオ Episode 2」として再び登場されます。吉村さん以外の奏者が入れ替わり、ウッドベース/ギター/サックスというバンド編成で演奏されるそうです。今回のインタビューで特別に「ジョージ・ガーシュイン特集」を予定していることを教えてくれました。Episode 1とはひと味違うジャズが体感できることでしょう。
 
 

10月21日(月)

3日目、これまでの流れからは予想のつかない「津軽三味線 杉本雅人社中」。曲に合わせて楽器・編成を替え、合奏曲・ソロ曲を含め7曲が演奏されました。
 
 
▲5本の津軽三味線による重厚感ある音色は圧巻!
 
 
4曲目「ソーラン節」では、アコースティックギターと尺ルート(尺八とフルートが組み合わさった楽器)が加わり、聞き慣れた曲に独特なアレンジが施されることで新鮮な気持ちで楽しめました。同じ弦楽器でありながらも奏法が異なる津軽三味線とギターの相性は抜群で、他の楽曲のアレンジも聴いてみたくなりました。最後にはオリジナル合奏曲「MIYABI」を奏者全員で演奏。曲の聴きどころでは拍手が沸き起こり、終了後には会場のいたるところから歓声があがっていました。

 
▲津軽三味線とアコースティックギター・尺ルートの相性は抜群

 
この他にもゴスペル・二胡・フラメンコなど、多種多様な音楽を体感することができました(記事作成の都合上、この3日間しかお伝えできないことが残念で仕方ありません)。はたして来年はどのような音楽を楽しめるのか、はやくも出演アーティストが気になります!
 
開催は11月10日(日)までで、ライトアップは午後4時〜9時、音楽ライヴは午後5時からとなっています(11月8日(金)のみ、午後5時と午後6時30分からの2回公演が予定されています)。ライヴ開演前には太陽の下で園内を散策、音楽とふれあった後にライトアップされた紅葉を鑑賞、香雪園の2つの顔を楽しむのがオススメです!開催終了までもう間もなくですが、紅葉を味わいながら普段接することのできない音楽に触れてみてはいかがでしょうか。短い北海道の秋だからこそ、欲張って楽しみたいですね。

 

参考情報

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