アイヌ文化の至宝を体感!「阿寒湖アイヌシアター イコロ」

イランカラプテ!もう覚えてくださったでしょうか、アイヌ語のご挨拶。今回訪れたのは200名あまりのアイヌ民族が暮らす「阿寒湖アイヌコタン」の一角にある「阿寒湖アイヌシアター イコロ」です。
 
 
 
 
「イコロ」はアイヌ語で「宝」の意味。アイヌの人々が宝のごとく大切に継承してきた歌や踊りを観ることができる施設です。
世界無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊。これは「鶴の舞(サロルンリムセ)」。見事なアイヌ文様が施された衣装をはためかせ、タンチョウヅルが舞う姿を表現します。
 
 
 
 
「黒髪の踊り(フッタレチュイ)」。髪を激しく振り乱して踊るもので「心臓比べの踊り」とも言われているそうな。
 
 
 
 
こちらは「弓の舞(クーリムセ)」。アイヌの狩人にまつわる伝承から生まれた、男性による踊りです。
 
 
 
 
踊りに合わせてアイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」の音色が鳴り響き、女性たちのウポポ(歌)が高く低く重なり合って広がっていきます。
 
 
 
 
ビョ〜ン、ビョ〜ン、ビョ〜ン、ビョ〜ン……ムックリのうねるようなメロディはまさしくトランス。時空の隔てを超えるような、不思議な感覚に飲み込まれていきます。
…といいつつ、油断しているとステージに引っぱり出されることも。
 
 
 
 
この踊りの輪に入るとその年は良いことがあると言い伝えられているそうなので、踊らにゃソンソン。遠慮せず輪に入ってトランスしちゃいましょう。
 
 
 
 
ステージ終了後はムックリ制作体験やアイヌ刺繍体験などの楽しみも。
 
 
 
 
阿寒湖アイヌコタンの思い出にマイムックリ。でも鳴らすのはけっこう難しいので、練習してみてくださいね。
 
アイヌの人々にとって歌や踊りは生活の楽しみであり、万物に宿るカムイ(神)へ捧げる感謝と敬意の象徴でした。旅のひととき、「阿寒湖アイヌシアター イコロ」でアイヌ文化の至宝にふれてみてはいかがでしょう。

 

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