気分は古代ヨーロッパ?歴史を感じる小樽市庁舎

小樽vs函館の第2弾となる今回、私たち小樽側からは小樽市庁舎(現小樽市役所本館)を紹介します。
 
小樽市指定の歴史的建造物の第11号である小樽市庁舎は、昭和8年(1933年)に建築されました。
小樽市には歴史的建造物が約80箇所と沢山ありますが、その半数以上が明治、大正時代に建築されているため、小樽市庁舎はその中でも比較的新しい部類に入ります。
 
 
 
 
 
 
四角い入り口の中に入り石段を登ると、自動ドアで少しだけ現代に引き戻されるのですが…。
 
次の瞬間には歴史を感じる装いの照明、ステンドグラスなどが自動ドアのガラス越しに見えてきて、すぐにまた別の世界に引き込まれます。
 
 
 
 
自動ドアの向こうに進むと、先ほどのステンドグラスと照明が顔を出します。
何度来てもここで一度足を止めて見上げてしまうほど幻想的です。小樽を訪れた外国人観光客が写真を撮りにくることも結構あるのだとか。これが本当に市役所?
 
 
 
 
 
 
ステンドグラスを見上げながら階段を登って本館2階へ移動すると、そこにはもう完全に別世界。
現代の面影はまるでなくなります。
 
 
 
 
 
 
これだけの建物をつくるための総工費は当時の金額で26万2千円…というとぴんと来ませんが、当時の国家公務員の給料をもとに計算すると、現在では約7億円ほどにもなるそうです。この金額だけでも凄いのですが、さらに驚きなのは、この26万2千円のうちの10万円は地元の商人である土肥太吉(どい たきち)という人から寄附されたお金だということ。そんな大金を払っても良い、と思えるほど小樽を愛していたのですね。
設計者も地元の人で、当時の小樽市の建築課の人々だそうです。
 
小樽の人々の思いと歴史がたくさんつまった小樽市庁舎。
有名な観光名所を訪れるのもいいですが、たまにはこんな隠れ名所もいかがでしょうか。