2013年09月30日 | 北海道Likersライター カメガモリサトシ(公立はこだて未来大学)
カップル必見!?函館の「隠れ夜景」裏夜景・横夜景・下夜景を探訪

「函館百万ドルの夜景」 ――皆さんも一度はこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし函館には、裏夜景、横夜景、下夜景…と、地元の人しか知らない様々な夜景があります。観光はもちろん、地元カップルのデートスポットとしても定番となっています。今回は学生ならではの目線で函館の夜景を紹介します。

▲函館百万ドルの夜景といえばこちら
ところで、こんな言葉を聞いたことはありますか?
裏夜景・横夜景・下夜景…
実は、函館の夜景には地元の人のみぞ知る、様々な顔があるのです。こうした夜景の存在は、観光サイトなどでも少し紹介されていますが、今回は私たち学生の目線からとっておきの夜景を紹介します。
まずは「裏夜景」をご紹介
これは、函館山とは反対方向にある山から市街を眺めた夜景です。
▲公立はこだて未来大学からはいつでも美しい裏夜景を眺めることができます
函館山からの夜景では、細くくびれた部分に向かってギュッと凝縮したような夜景が眺められますが、裏夜景では反対に海から海へ広がっていくようなワイドな景色を眺めることができます。公立はこだて未来大学もこの山の中腹にあります。大学の校舎は全面ガラス張りなので、学生は皆、この夜景を眺めながら勉学に励んでいます。

▲函館市街から七飯町までの大パノラマはど迫力!
裏夜景の代表格は、城岱(しろたい)牧場からの夜景です。函館市の隣、七飯町にある牧場で、城岱スカイラインを車で登っていくと見えてきます。ここでは、函館市街の灯りに加え、七飯町の灯りも眺めることができ、よりダイナミックな夜景を見ることができます。写真のさらに右側にワイドな夜景が続きます。
ちなみに学生のT君は研究に息詰まるとここへきて、物思いにふけるとのことです。これだけダイナミックな夜景と比べれば、自分の悩みなんてちっぽけに感じるのでしょう。
次は「横夜景」

▲海岸から見る夜景はカップルにおすすめ!
その名の通り、函館の夜景を東西の海岸沿いに、横から眺めたもので、時間帯によっては漁火や街灯りが海面に映り込み、幻想的な風景が広がります。写真は、函館の夜景を向かって左側の大森浜から眺めた、いわば右向きの顔ですが、逆の左向きの顔も七重浜や上磯の海岸から見ることができます。
最後はとっておきの「下夜景」

▲海面に映る夜景はロマンチック!
函館の夜景が海面に映り込むことで下方向に夜景が広がっている様子から、下夜景と呼ばれています。ここは地元でもまだあまり知られていない、とっておきの夜景です。波がないときには手の届きそうな場所に函館山の夜景が広がり、その様子は横夜景以上にロマンチックです。
学生のS君は、彼女との初めてのデートはここへ行くと決めているそうです。その夢がいつ叶うのかは、まだ誰にもわかりません。
この他にも隠れた夜景スポットはまだまだあります。また、感情豊かな函館夜景は、朝焼けと共に眺める朝夜景、霧の広がる霧夜景など、時間帯や天候によっても様々な顔を見せてくれるでしょう。地図を広げ、あなただけの夜景を見つけてみてはいかがでしょう。
函館「隠れ夜景」探訪マップ

A 函館山
B 公立はこだて未来大学
C 城岱牧場
D 大森浜
E 中央ふ頭付近
関連リンク(函館夜景 参考情報)
北海道Likersライター カメガモリサトシ(公立はこだて未来大学)
写真撮影:亀ヶ森理史 駒木定生