○○ワラも見られる!野付半島を歩こう

別海(べつかい)町と標津(しべつ)町にまたがる野付(のつけ)半島は、知床半島と根室半島の間に位置する、全長26kmの砂の半島(砂し)です。砂しとしては日本で最も長く、かぎ針のような、ちょうどここら辺で獲れるホッカイシマエビのような、おもしろい形をしています。
 
 


 
半島から、エビの足のように細く突き出た部分にある、片道1.3kmほどの遊歩道を歩いてきました。両脇は海。視界を遮るものがなく、とても開放的です。
 
 
 
 
6月~8月中旬はたくさんの花が咲いているそうですが、残念ながらもうほとんど見られず。風に穂を揺らすススキなど、初秋の風景が広がっていました。
 
 
 
 
遊歩道の終点には、名物のトドワラ。
 
 
 
 
トドワラとは、トドマツが海水に浸り、立ち枯れてしまった姿。半島の地盤沈下が原因です。
 
お見せしましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
それは、まるで異世界に迷い込んだような、不思議な景観。荒涼としているけれど、独特の美しさもありました。
 
対岸の尾岱沼(おだいとう)と行き来する観光船も出ており、これがその乗り場です。なんだか異国の地の船着き場のような雰囲気です。
 
 
 
 
帰り道では、水を飲みにきていたシカさんと間近で遭遇。
 
 
 
 
また、この遊歩道から少し離れた場所には、ナラワラもあります。ナラワラは、ミズナラが立ち枯れた姿です。
 
 
 
 
「野付半島は年間平均1.5cmずつ、沈んでいっているんですよ」。そう教えてくれたのは、野付半島ネイチャーセンターのスタッフの石下亜衣紗さん。10年、20年経った頃には、どんな風になっているのでしょうか。
 
 
 
 
今回は自分たちだけで歩きましたが、ネイチャーガイド付きのコースや、観光船(5月~10月)もあります。
 
どうぞ、野付半島ならではの自然を満喫してください。