甘い!濃い!放牧牛のノンホモ牛乳がおいしい

北海道に来たなら、やっぱりおいしい牛乳が飲みたいですよね?
 
そんなみなさんにおすすめしたいのが、「養老牛放牧牛乳」。北海道東部に位置する中標津(なかしべつ)町の、養老牛(ようろううし)エリアで製造されている牛乳です。
 
ひと口飲めば、他の牛乳との味の違いは歴然。甘く、濃く、だけどキレがあって後味はさっぱり。砂糖など入っていないのに、(あくまで主観ですが)不○家ミルキーのような、マイルドでクリーミーな味が楽しめました。
 
 
 
 
製造元である「山本牧場」の開業は2002年。
 
オーナーの山本照二さんは、東京都出身。30才を過ぎたころから「物作りをしたい」という気持ちが高まり、35才の時に家族で北海道に移住。別海町の研修牧場で酪農を学び、その後、独立して今に至ります。
 
 
 
 
なぜ、中標津町を移住先に選んだのでしょうか。
 
「実はうんと昔にバイクで来たことがあって、それ以来、だだっ広くて地平線が見える、この辺りの景色がとても好きになったんです。ですから他にも家具職人になろうかとかいろいろ考えたんですけど、住むなら中標津と思い、中標津町役場に電話をしたら、酪農を勧められたんですよ。それでやってみることにしました」と山本さん。
 
 
 
 
そんな山本牧場の酪農の特徴は、昼夜も天気も季節も問わず、牛を365日放し飼いにしていること。
 
「冬の放牧はみんなに反対されましたが、どうせやるなら、より自然に近い形の放牧と決めていたんです。牧場のスタートが12月だったため、最初は厳寒期に牛が凍傷になる事故もありましたが、2年目以降は、牛も慣れたのか問題は起こらなかったですね。また、私の方でも、通常は寒い期間に行われる分娩の時期をずらすなどの工夫をしました。出産のあとはどうしても体力が落ちますから、暖かくなってから生ませてあげた方が、牛への負担が少なく元気になるのも早いんですよね。そうして軌道に乗せていきました」。
 
 
 
 
ユニークなのが、前述したグリーンラベルの他に、赤ラベルの牛乳があること。
 
というのも山本牧場では、牛のエサに配合飼料や輸入穀類を用いず、夏は有機牧草、冬は越冬用に蓄えた干し草のみで飼育しているため、季節によって牛乳の味に変化が生じます。そこで、出荷時期に合わせてラベルを分けているのです。
 
5月下旬~10月下旬がグリーンで、他期間は赤。ちなみに乳脂肪分は前者が3.6~3.7%、後者が4.2%~4.5%だそうで、「濃厚さが違います」と山本さん。
 
 
 
 
製法は、ノンホモ低温殺菌。牛乳に含まれる脂肪球を砕いて均一化してしまわないよう低温で時間をかけて行う殺菌法で、生乳の風味と栄養が生きています。
 
 
 
 
商品は、中標津町内や中標津空港で買えるほか、公式サイトで通販もしています。季節毎の本物の味を、ぜひ試してみてください!