2012年09月10日 | 孫田 二規子

そろそろ収穫が始まります!余市のワイン用ぶどう畑「ヒロツヴィンヤード」

北海道はワイン用ぶどうの名産地。なかでも余市町はぶどう農園がいくつもあるエリアです。そんな余市町の日本海を見下ろす丘で、ぶどうを栽培している「ヒロツヴィンヤード」では、あと1週間もすれば今年の収穫がスタートします。5代目の弘津敏さんにお話を聞いてきました。

 
「ヒロツヴィンヤード」5代目の弘津敏さん
▲「余市は昔から、りんごやらなしやら果樹が栽培されている土地だから、ワイン用のぶどう栽培にも適しているんじゃないかな」とぶどう農園「ヒロツヴィンヤード」の5代目、弘津敏さん

 
「余市は、そよそよと吹く気持ちのいい風が、ぶどうをおいしくするんだと思うよ。ぶどうの木は湿気がこもると害虫被害や病気が起こりやすいのだけれど、この風が通って、さわやかでいい環境にしてくれているんだね。 そこで育ったぶどうは、酸味と甘味のバランスがとてもいい。暑いと酸が抜けやすく、寒いと糖度が上がらないので、ここは暑さと寒さのバランスがちょうどいいのだろうね。ドイツの気候に似ているとよく聞くよ。

 
ヒロツヴィンヤード 弘津さんの畑
▲丘の上にある弘津さんの畑の広さは約8ヘクタール

 
ヒロツヴィンヤード 白ワイン用をしろぶどう、赤ワイン用をくろぶどう
▲ドイツのケルナー、バッカス、それにオーストリアのツヴァイゲルト・レーベ、フランスのピノ・ノワールを栽培。白ワイン用をしろぶどう、赤ワイン用をくろぶどうと呼ぶそうです

 
おいしいぶどうを作るコツ? そうだね、特別なことはなんもしてないけど、ぶどうは愛情を持って作る事で、必ず応えてくれると思ってる。だから気持ちを込めて、やることをきっちりやってるよ。

 
ヒロツヴィンヤード 6代目の雄一さん
▲畑には6代目の雄一さんの姿も。「実際においしいワインを作るのは、工場のスタッフさんたちなのだけど、それでもやっぱり、自分が作ったぶどうのワインがおいしいと言われるのは、とても嬉しいですよ」

 
たまに、仕事が終わったあとに、キンキンに冷やしたケルナー辛口を畑で飲むのだけど、これが最高だね。プラスチックの使い捨てカップと瓶を片手に、お気に入りの高台にのぼって、シリパ山に沈む美しい夕焼けを見ながらキューッとね。これが本当においしくて、つまみがいらないよ。1杯でやめる予定が、1本になることもよくある(笑)。自分の作ったぶどうのワインを畑で飲めるのは、農家の特権。贅沢だよね。

 
ヒロツヴィンヤード 弘津さんの畑

 
9月20日頃から今年の収穫が始まるよ。雪解けから作業をしてきて、この収穫が終わるまで、1日だって心が休まらないよ。終わった次の日は、1日中、畑でワインを飲むのが楽しみ。今年のぶどうはどうかな。おいしくできているといいね」。

 
ヒロツヴィンヤード「北海道ケルナー辛口」と「ミュラートゥルガウのスパークリング」
▲弘津さんの栽培したぶどうは、サッポロワインの日本プレミアムワイン「グランポレール」の原材料。手前は、弘津さんが一番好きだという「北海道ケルナー辛口」。フルーティで爽やか、キレのある味わいです。後ろは同じく余市の畑で作られているミュラートゥルガウのスパークリング
 
 
ヒロツヴィンヤード 畑のぶどう

 
ヒロツヴィンヤード5代目、弘津敏さんと6代目の雄一さん
 

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