2012年09月11日 | チバタカコ

道産大根、茄子、玉ねぎがジャムになる!?「ちょびりこ。ジャム研究所」

素材選び、ジャムづくり、袋詰め、ポップづくり、カフェ営業まで、全てを1人でこなす、ちょびりこさんこと菅原さんのジャムをご紹介。
「ちょびりこ。ジャム研究所」。なんとも不思議なこのネーミング、「ちょびりこ」とは所長である菅原慶子さんのニックネーム。「。」は、占いで「。」とつけると大吉と出たから…とか。
 
「以前は岩見沢に作業所がありました。3年前にこの古民家を借りて、友だちがみんな手を貸してくれて、あれこれ改造して今のような空間になりました」(菅原さん談)。

 
▲昭和の古民家を改造した店内はとても居心地がよく、時間が経つのを忘れてしまいそう

 
もともと趣味でジャムづくりをしていた菅原さんが、ある時、買いすぎてしまった越冬大根を「塩で漬物になるなら、砂糖でジャムになるのでは?」と思い付き、試したところ、最初はイマイチ…。しかし、りんごを加えるなど徐々に改良を重ね、また大根だけではなく、玉ねぎや茄子もジャムにし、自信のブログで掲載していたところ、あちこちから反響が出るようになり、「それならば!」と始めたのが「ちょびりこ。ジャム研究所」です。

 

 
「北海道の野菜って、本当においしいんですよ。だから、大根やズッキーニのジャムがきっかけで、『北海道の野菜っておいしいね』『北海道の野菜を食べてみたいね』と、1人でも気になってくれると、とてもうれしい」と菅原さん。
 
ジャムの主な材料は、北海道産の野菜。そこに基本的に北海道産果物を加えて、味を調えます。使用している砂糖は、道産ビートのグラニュー糖で、他に余計なものは一切入っていません。野菜の旬によって商品が変わるものもありますが、「大根とりんご」、「玉ねぎといちご」、「玉ねぎとラズベリー」は、ほぼ通年で扱っています。

 
▲「野菜のジャムの食べくらべセット」(塩スコーンとドリンク付き、一人550円)は、一度にいろいろ食べ比べができます
※写真提供:ちょびりこ。ジャム研究所

 
▲「大根とりんご」は、見た目はすりおろしりんごのよう。食べると、びっくり!甘い大根おろし。そして口の中にりんごのシャクシャクした食感が残り、大根とりんごが見事に調和

 
▲「ズッキーニとレモン」は、ペーストとは違いザクザク刻んだ素材を噛む楽しみがあります。爽やかな味わいは、野菜サラダにからませてもおいしそう
 
 
▲「玉ねぎとラズベリー」は、色はラズベリーなのに食べると玉ねぎ。この甘さは…札幌黄!クリームチーズと合わせるとGOOD!

 
▲意外性があるのが「茄子とワイン」。実は私、茄子が大嫌い。しかし、これはペロリと食べました。ワインのフルーティな香りが、茄子とは思えない甘さと口当たりを演出

 

 
▲ジャムをベースにした「ジャム屋のソーダ水の素」は、夏はソーダで割ってすっきりと、冬はホットドリンクでも楽しむことができます
 
 

 
取材時、ちょうどFMでこのお店のことが紹介されており、それを聞いたお客さんが続々やってきました。お子さん連れのお母さんも「これなら子どもに安心して与えることができる」と。
 
本来ジャムは保存食なので、ここのジャムもきちんと保管すれば1年は余裕で持ちますが、やはり色が劣化してくるそう。「できれば、つくりたてのおいしさを食べてもらいたい。だから、食べきりサイズにしているんです」と菅原さんは話してくれました。
 
カフェ営業は金・土のみで、ここに行けばジャムは購入することができます。遠方の方は、通販も対応しているので、北海道野菜のジャムを、一度味わってみては。

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