2012年10月25日 | うずらはしちあき

酪農家の思いを込めた生乳100%ヨーグルト~十勝・士幌町、山岸牧場さくら工房を訪ねて~

酪農王国とよばれる北海道。十勝もまた酪農が盛んな地域です。その十勝北部の士幌町佐倉地区で牛を育て、搾りたての生乳でつくった山岸牧場さくら工房のヨーグルトは、食べて思わずにっこり。まさに“牛からの恵み”だと実感しました。
この地で60年にわたり、酪農を営む山岸さん一家。「自分の牧場のおいしい牛乳を、たくさんの人に知ってもらいたい。牛乳をまるごと使ったものを、自分たちの手から届けたい」。そんな気持ちが工房の立ちあげにつながり、ヨーグルトをつくっているのは、山岸厚子さんと北出 愛さん母娘です。

 
山岸牧場さくら工房のヨーグルト製造の様子▲2010年に工房を開設。一つひとつ手作業でつくっています(写真提供 / 山岸牧場さくら工房)


大切にしているのは、「素材の牛乳が見えるヨーグルト」であること。通年製品にはプレーンとセミスイートがあり、春は限定で遊び心を加味した「SWEET Sa・Ku・Ra」がお目見えします。

生乳に乳酸菌だけを入れたというプレーンは、ヨーグルト特有の酸味は抑えめ。スッと引いて後味が残りません。そして、少量の十勝産スキムミルクとグラニュー糖を加えたのがセミスイート。ほんのり甘く、どこか懐かしい味わいです。

 
山岸牧場さくら工房のヨーグルトパッケージ▲ごくシンプルな原料からできた無添加のヨーグルト。プレーン、セミスイート各450g・580円、300g・480円


上部には脂肪分が浮き、生クリームの層ができています。これは、脂肪球を分解していない搾りたての生乳を使っているから。また、乳酸菌が活動しているので、つくってから日が経つにつれて味に深みが出てくるそうです。

 
山岸牧場さくら工房のヨーグルトをスプーンですくう▲すくった上の部分、色の違うところが生クリーム。濃厚です!愛さんに教わった通りぐるぐるかき混ぜてみると、ヨーグルトがとろ〜りクリーム状に!


山岸牧場では現在、約300頭の乳牛を育てています。

 
山岸牧場の牛たち
 
山岸牧場の干草を食べる子牛たち▲牛舎のほうを見せてもらったら、子牛たちがいました


「牛たちはここで生まれ、ここで一生を終えます。いのちを育て、みなさんの口に入るものを生産しているという意識を常にもって、衛生管理に気を配り家族で搾乳に取り組んでいます」と愛さん。また、厚子さんは「私たちにとってヨーグルトは、農村の良さを、酪農家を知ってもらうための表現方法のひとつなんです」といいます。牛への愛情の深さ、酪農への思いが伝わってくる、おふたりの言葉が印象的でした。

 
山岸牧場のさくら工房でヨーグルトをつくっている山岸厚子さん北出愛さん母娘▲山岸厚子さんと長女の北出 愛さん。笑顔がステキです!


さくら工房の生乳100%ヨーグルトは、士幌町内2ヶ所の道の駅、帯広市の藤丸百貨店で販売しているほか、お取り寄せにも対応しているそうです。「食べてみたい!」という方は、同工房まで電話にてお問い合わせを!

○地方発送(電話にて受付 / 月〜土曜 9:30〜17:00)
450g・6個セット3,480円(送料別)
セット内容はプレーン6個、セミスート6個、プレーン3個×セミスイート3個の3タイプ。※できるだけ賞味期限の長い製品をお届けするため、受注後につくることから、発送まで日数を要するそうです。

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